日本人のお金の習慣の中には、「海外ではありえない」と話題になるものがある。外国人が思わず驚いてしまう、日本のお金の習慣にはどのようなものがあるのだろうか。
1 飲食店で水やお茶が無料で出てくる
海外の飲食店では、水が無料で出てくることはあまりない。水を飲みたい場合は、有料のミネラルウォーターを注文する必要がある。
そのため、日本のカフェやレストランで水が無料で出てくることや、すし屋などではお茶まで無料で出てくることに驚く外国人は多い。
客が席に着いてすぐに水やお茶が提供される習慣は、おもてなしの文化から生まれた日本特有のものだろう。
2 公衆トイレを無料で使える
日本では駅やショッピングモール、公園などさまざまな場所に公衆トイレが設置されているが、基本的にはどこでも無料で使えることに外国人は驚くという。
国や地域によっては公衆トイレを使うのにお金がかからないこともあるが、トイレの清掃費や備品代、水道代など、設備を維持するためにかかる費用を「利用料金」として集めていることも少なくない。
3 ポイントサービスが多い
日本は「ポイントカード天国」と呼ばれるほど、さまざまなポイントサービスがある。例えばTポイントやdポイントといった幅広い店で使える共通ポイント、店ごとのポイント、キャッシュレス決済のポイント、クレジットカードのポイントなどだ。
これらのポイントサービスを組み合わせれば、ポイントを2重取り、3重取りことも珍しくない。
たとえば、支払方法をキャッシュレス決済にし、決済の請求先をクレジットカードにして、店ごとのポイントカードを提示すれば、「キャッシュレス決済+クレジットカード+ポイントカード提示」でポイントを3重取りできる。
海外にもポイントサービスはあるが、日本のバリエーションの豊富さに驚く外国人が多いようだ。
紹介した習慣の中には「海外では当たり前ではなかったの?」と意外に感じるものもあっただろう。今後海外からの観光客が増えてきたときには、多くの人に日本のお金の習慣を体験してもらいたい。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・「老後破産が不安」なら読みたい【特集・老後の備え】
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・もし10年前に米ドル預金を100万円していたら?
・SBI証券と楽天証券どちらで開設する?(外部)
・お金が貯まる?風水・占い記事