警察官が使っている業界用語「ばんかけ」って、どんな任務?──【ビジネス・業界用語】

2022/09/20 11:00

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日夜、私たちの安全を守ってくれている警察官。警察庁「令和3年版 警察白書」によると、警察官は、警察庁には2,190人、都道府県警察には25万9,723人が勤務していると発表されています。(令和3年4月1日現在)。日々犯罪と戦う警察官の大事な任務の一つに「ばんかけ」がありますが、この業界用語を知っていますか。 「ばんかけ

日夜、私たちの安全を守ってくれている警察官。警察庁「令和3年版 警察白書」によると、警察官は、警察庁には2,190人、都道府県警察には25万9,723人が勤務していると発表されています。(令和3年4月1日現在)。日々犯罪と戦う警察官の大事な任務の一つに「ばんかけ」がありますが、この業界用語を知っていますか。

「ばんかけ」は主に夜の時間帯に行われる

「ばんかけ」は、犯罪の予防や犯罪捜査の手がかりを得るために行う職務質問を指します。職務質問とは、警察官職務執行法に基づいて、警察官が挙動や服装、その他の不審理由から判断して、何らかの罪を犯している、あるいは犯しそうな人を呼び止めて行う質問です。 

職務質問を行う際、警察官が最初に『こんばんは』と声を掛けることが「ばんかけ」の由来になったと言われていますが、諸説あるようです。

職質質問はあくまでも任意であるため、相手の身柄を拘束したり、意思に反して警察署に連行したり、強制的に質問に答えさせたりすることはできません。

警視庁や警察本部は管轄が別

警察官は、国の行政機関である「警察庁」と各都道府県知事が管轄する「都道府県警察」の組織に分かれています。なお、テレビドラマなどで耳にする警視庁は、東京都の警察本部を指しています。

警察官の多くは、都道府県警察に所属しています。総務省「令和2年地方公務員給与実態調査」によると、46都道府県(鳥取県を除く)警察職の60歳定年退職者の退職手当は、平均約2,201万8,000円でした。また、教育公務員2,236万6,000円、一般職員は2,160万3,000円と発表されています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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