ふるさと納税で「お米」をお得にもらえる自治体4選

2022/10/20 17:00

ふるさと納税でもらえるお米の中には、「訳あり品」として通常より容量の大きいお米をもらえるものがある。パンやパスタ、うどんなどの小麦製品の値上げが続く中、価格が比較的安定しているお米中心の食事にしようと心がける人もいるだろうが、ふるさと納税でお米をお得にもらえる自治体はどこだろうか。 コロナ禍で在庫が余ったお米をもらえる

ふるさと納税でもらえるお米の中には、「訳あり品」として通常より容量の大きいお米をもらえるものがある。パンやパスタ、うどんなどの小麦製品の値上げが続く中、価格が比較的安定しているお米中心の食事にしようと心がける人もいるだろうが、ふるさと納税でお米をお得にもらえる自治体はどこだろうか。

コロナ禍で在庫が余ったお米をもらえる自治体2選

新型コロナウイルス感染症の影響で在庫が余ったお米を、訳あり品として提供している自治体がある。もちろん品質はまったく問題ない。

熊本県高森町では、1万円を寄附すると、通常であれば高森町を含む熊本県産のお米12kg(6kg×2袋)をもらえるが、数量限定で18kg(6kg×3袋)をもらえる。独自のブレンド技術により、お米の味を安定させているという。

福岡県赤村では1万円を寄附すると、期間限定でお米の量を2kg増量し、令和4年産の新米20kg(5kg×4袋)をもらえる。お米は「ふくきらり」と呼ばれる赤村ふるさと納税限定のオリジナル米で、3種のお米を中心にブレンドしている。

ふるさと納税でお米を注文すると、入金から発送まで2週間以上かかることもあるが、福岡県赤村のお米は入金後3〜10営業日に発送されるというスピーディーさが魅力だ。

割れ米・欠け米・白いお米がごく一部混ざったお米がもらえる自治体2選

お米の中に、天候に影響されてできる割れ米や欠け米、未成熟な白いお米などが含まれていることがある。これらが混ざったお米を訳あり品として提供する自治体もある。

熊本県甲佐町では1万円を寄附すると、通常は15kgだが数量限定で17kg(6kg×2袋+5kg×1袋)をもらえる。お米は、熊本県産の「ひのひかり」や「森のくまさん」などの品種をブレンド。出荷日に合わせて精米するので、新鮮な状態で届くという。

北海道紋別市では、1万3,000円の寄附金で、令和4年産の新米20kg(5kg×4)をもらえる。お米は、「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などを作っている北海道の農家から仕入れたお米をブレンド。紋別市でも、注文を受けた後に精米して発送している。

ふるさと納税を活用すれば、実質2,000円の負担でこれらのお米をもらえる。「訳あり品」としてお米を提供している自治体は他にもあり、産地によって特徴が異なるので、お得に手に入れたい人は調べてほしい。

※この記事は2022年10月の情報をもとに制作しています。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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