「モブ」ってどんな意味か知ってる?──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/10/21 11:00

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アニメやゲームの世界ではお馴染みの「モブ」。私たちも日頃、ドラマや映画のシーンでたびたび目にしています。最近では、「モブ社員」や「モブ顔」といった使われ方もしていますが、皮肉っぽさがあるため、使うときには注意が必要です。英語の“mob”が語源の言葉ですが、詳しい意味を知っていますか。 「モブ」はいわゆるエキストラ 「モ

アニメやゲームの世界ではお馴染みの「モブ」。私たちも日頃、ドラマや映画のシーンでたびたび目にしています。最近では、「モブ社員」や「モブ顔」といった使われ方もしていますが、皮肉っぽさがあるため、使うときには注意が必要です。英語の“mob”が語源の言葉ですが、詳しい意味を知っていますか。

「モブ」はいわゆるエキストラ

「モブ」とは、“理想的ではない群衆”や“暴徒”などを表す英語の“mob”が語源ですが、日本語では過激的なニュアンスはありません。

アニメやゲーム、映画の世界で使われることが多く、主要キャラクター以外のその他大勢を指す言葉です。名前や個性、重要な発言がなく目立たない登場人物ですが、なくてはならない存在です。

そのような群衆を総称して「モブキャラクター(モブギャラ)」と呼びます。映画では、特に大勢の「モブ」が登場する場面は、「モブシーン」と呼んでいます。

また、影が薄かったり、目立たなかったりする人を「モブ○○」と呼びますが、冒頭の「モブ社員」は、会社で存在感のない社員、「モブ顔」は、特徴がない顔のことを表しています。ちなみに、対義語は“メインキャラクター”や“キーパーソン”で主役級の登場人物です。

「モブ」は大出世する可能性がある

「モブ」は、影の薄い存在としてとらわれがちですが、なかには鍵を握るようなキャラクターに躍進するケースもあります。

例えば、『名探偵コナン』の“高木渉刑事”がその一人です。彼が名もない刑事として登場する場面で、目暮警部役の声優・茶風林氏がアドリブで名前を聞いたところ、その刑事役だった声優・高木渉氏が思わず自身の名前である「高木です」答えたことから、声優本人の名前がそのまま定着したと言われています

文/編集・dメニューマネー編集部

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