携帯代を滞納したまま放置すると、金融機関のブラックリストに記録され、携帯電話の新規契約だけでなく、クレジットカードの新規申し込みやローン契約ができなくなることもある。携帯代を払えないと分かったらすぐにやるべき対処法として、どのようなものがあるだろうか。
対処法1 携帯電話会社に相談する
携帯電話会社の窓口に問い合わせると、プランの見直しや回線停止の手続きなど、何かしらの解決策を提案してくれて、携帯代の滞納や強制解約を避けられることがある。
「支払い期日には遅れるものの、◯日までには払える」といった内容を伝えると、支払い期日を延長してくれることもあるので、まずは携帯電話会社に相談しよう。
対処法2 家にある不用品を売ったり非払いのバイトをする
スマートフォン端末や、ゲーム、服など、家にある不用品をメルカリやヤフオクなどのフリマアプリで売ることで、携帯代を払えるケースもある。
注意しなくてはならないのが、フリマアプリでは商品が売れても、売上金の振込申請をしてから銀行口座に振り込まれるまでに数日程度かかることだ。
すぐに現金化したいなら、買い取り価格は低くなる可能性があるが、リサイクルショップに持ち込むほうがいい。
また、仕事が終わった時にその日の報酬がもらえる「即日払い」のアルバイトをして携帯代を捻出する方法もある。
即日払いのアルバイトの中には、面接が必要ない仕事が多く、たとえばスーパーでの品出し、倉庫での梱包、イベントでのチラシ配布などがある。
即日払いと似ているものとして「日払い」があるが、日払いのアルバイトは、報酬が必ずしもその日に支払われるわけではなく、1週間後や1ヵ月後になることもあるので注意しよう。
対処法3 回線休止の手続きをする
回線休止の手続きとは、海外への出張や留学などで長い間携帯電話を使わない時に、400〜500円ほどの月額料金で電話番号とメールアドレスを保管しておけるサービスで、このサービスを使えば携帯代の負担を一時的に抑えられる。
当然ながら休止している間は携帯電話を使えないので、どうしても支払えない場合の対処法として把握しておきたい。
問題を根本的に解決したいなら「プランの見直し」「格安SIMへの乗り換え」の検討を
上で紹介した対処法を取り入れることで強制解約などを一時的に避けることはできるが、問題を根本的に解決したいなら「契約プランの見直し」や「格安SIMへの乗り換え」などを検討しよう。
自分が使っているデータ容量を踏まえて容量の少ないプランに変更したり、大手キャリアから格安SIMに切り替えたりすることで、携帯代が数千円以上安くなることも多い。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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