2020年に創立100年を迎えたスズキ <7269> 。軽自動車の販売台数ではダイハツ工業と並び高いシェアを誇ります。 今回取り上げる「●●するために軽くする」はスズキの相談役を務める鈴木修氏の名言です。鈴木氏はカリスマ経営者として40年以上先頭に立ち、スズキを一流メーカーに育ててきました。●●に入る言葉が何か分かりま
2020年に創立100年を迎えたスズキ <7269> 。軽自動車の販売台数ではダイハツ工業と並び高いシェアを誇ります。
今回取り上げる「●●するために軽くする」はスズキの相談役を務める鈴木修氏の名言です。鈴木氏はカリスマ経営者として40年以上先頭に立ち、スズキを一流メーカーに育ててきました。●●に入る言葉が何か分かりますか?
インド、パキスタン、ハンガリーなど海外市場でも躍進
答えは、「安く」です。
スズキが創業以来こだわり続けているのが「小・少・軽・短・美」です。自動車には多くの部品が使われていますが、スズキでは「1部品につき1グラム軽く、1円安く」という考え方で徹底的にコストを削減しています。
自動車が軽くなれば燃費がよくなる上に税金も安くなります。車を所有すると地方税として自動車税もしくは軽自動車税が課され、さらに国税として自動車重量税が課されます。重量や排気量で税額は異なり、軽自動車がもっとも安く済みます。
スズキのコスト削減意識は製品だけでなく工場や社内などあらゆるところに浸透しています。鈴木氏の「安くするために軽くする」に習い、使わない月額サービスや気乗りしない予定から身軽になれば、コスト削減につながりそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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