一家に一台が一般的な冷蔵庫ですが、ここ数年「冷凍庫」を買い足す家庭が増えてきています。あるメーカーは、冷凍庫の販売台数が2020年~20年にかけて前年の2.3倍増となり、現在も販売が伸びているといいます。今なぜ「セカンド冷凍庫」が注目されているのでしょうか。
冷凍庫を買い足しが増えた3つのワケ
注目されている理由は3つあるとみられます。まず、コロナ禍で冷凍食品をまとめ買いすることが増え、冷凍食品を保管するのに家庭用冷蔵庫の冷凍室だけでは容量が足りなくなってきたため。ハイアールの調査では、コロナ禍前と比べ、「冷凍庫がパンパン」という悩みを抱える家庭が増えたといいます。
次に、共働きの家庭が増え、買い物や調理など家事にかかる時間を減らすため、下味冷凍の保存や作り置きが多くなったから。
ふるさと納税やお取り寄せのブームで冷凍品が増えたことも考えられます。
人気商品と選ぶときのコツをおさえる
セカンド冷凍庫として人気なのはどんな商品なのでしょうか。ビックカメラ の売り上げ上位を見ると、売れ筋は4万円台。一番人気なのは三菱電機 < 6503 > のファン式冷凍庫 Uシリーズ。幅48cmのコンパクトでありながら120Lや130Lと大容量なのが人気の理由のようです。
このほか、日立製作所 < 6501 > やハイアールなど。アクアのスリムタイプ冷凍庫なども人気のようです。
選ぶときのコツはいくつかあります。まず霜取りが面倒ならファン付きを選んだほうがいいとされます。消費電力も注目。少ないものは電気代が安く済みます。
容量は100L以上あれば比較的多くの食品をストックでき、置くスペースを考慮してスリムなタイプを選ぶと邪魔になりません。
買って後悔した!失敗談は?
冷凍庫2台分の電気代がかかってしまうので、整理して収めたいところ。
失敗談としては、実際に部屋に入れた時に冷凍庫がおさまらなかった、コンセントが届かなかったということもあります。
事前にコンセントの位置とスペースは確かめておきましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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