全国旅行割が始まって2週間、既に多くの旅行予約サイトで受付が停止されているが、お得に旅行する方法はないのだろうか。
別旅行予約サイトで探してみる
全国旅行支援の予算は都道府県によって異なるが、旅行を取り扱っている会社によっても違いがあるため、ある予約サイトで、行きたい自治体の取り扱いが終わっていても、他の旅行会社・予約サイトを探すと見つかる場合がある。
たとえば「じゃらん」では予約上限に達していても、「JTB」なら枠があるといった具合だ。いつも「楽天トラベル」を使っているという人でも、「じゃらん」や「JTB」で探してみるわけだ。
主な旅行予約サイトで確認した、2022年10月24日夕方現在の、予約上限に達していない自治体は次の通りだ。なお状況は刻々と変わるため、申し込む際には確認が必要だ。
じゃらん 13府県
青森、秋田、長野、富山、福井、愛知、滋賀、大阪、島根、山口、愛媛、高知、沖縄(広島は未定)。
JTB(二人分のクーポンを検索)20県
青森、秋田、山形、群馬、茨城、長野、山梨、福井、岐阜、三重、滋賀、和歌山、山口、香川、愛媛、徳島、佐賀、長崎、大分、沖縄
楽天トラベル 14県
宮城、群馬、埼玉、新潟、長野、福井、愛知、大阪、奈良、愛媛、佐賀、長崎、鹿児島、沖縄
各自治体の割引・キャンペーンを活用する
全国旅行支援は全国の都道府県が行っているが、これ以外にも市町村が独自のキャンペーンを行っている場合がある。
たとえば愛知県名古屋市の「シャチ泊」や鹿児島県指宿市の「いぶすき直割キャンペーン」などがあり、いずれも助成額は、宿泊費用(室料及び宿泊プラン)の最大半額で、上限は大人一人5,000円などとなっている。
このほか、北海道札幌市の「札幌割」は1人1泊5000円(税込)以上で3000円割引。同じく北海道の富良野市は「ふらの割プラス」として、宿泊金額に応じて割引とクーポン付与を行っている。たとえば宿泊金額1万円以上なら、2000円割引と2,000円分のクーポン付与、宿泊金額5,000円から9,999円なら、1000円割引と2,000円分のクーポン付与などとなっている。
こうした市町村などの施策については、全国旅行割と併用できるので、さらにお得になるかもしれない。
直接、宿泊先に聞いてみる
予約サイトや旅行会社では取り扱いが終わっているように見えても、販売やキャンセルの状況などによっては、受け付けてもらえるかもしれない。可能性は高いとは言えないが、「この宿に泊まりたい」というところがあるなら、聞いてみるといいだろう。
このほか、一度は終了したものの予算が追加されて再開したところもあるようなので、時々各サイトを確かめておきたい。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・そろそろ締め切り!「ふるさと納税」の基礎知識
・初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
・11月までに年収を調整しないと税金が高くなるかも?
・積立NISAを始めるタイミングは2022年がベスト?(外部)
・お金が貯まる?「風水・占い」特集