食品の値上げが続く中、安く済ませたい人はコンビニやドラッグストアではなく、スーパーを選びがちですが、実は最近、「食品はスーパーよりもドラッグストアのほうが安い」と言われています。ねらうべきなのはどんな食品なのでしょうか。値段以外にドラッグストアのメリットはあるのでしょうか。
最近のドラッグストアは食品も豊富だが……
ドラッグストアといえば、医薬品や日用品を売っているイメージが強いですが、最近は食品の品ぞろえを豊富で、安く買えることが多いようです。安さの理由は、大量仕入れで値段を抑えられるところにあります。
とはいえ、生鮮食品の数はスーパーに敵いません。
このため、お得に買い物をするなら、先にドラッグストアで安い食品を買ってから、足りないものをスーパーで補うという順番がいいでしょう。
スーパーよりドラッグストアのほうが安い食品は?
ドラッグストアのほうがスーパーよりも安い傾向にあるのは、以下のような食品です。
・日配品(ハムやソーセージ、かまぼこ、乳製品、チルド食品、大豆加工品など)
・調味料
・インスタント食品
・お菓子
・飲料
・冷凍食品
ドラッグストアには日持ちする食品が多く、中には価格の安いプライベートブランドを展開しているチェーンもあります。
保存食品や調味料はドラッグストア、生鮮品はスーパーといったように、使い分けをするといいかもしれません。
ドラッグストアはポイントやクーポンが充実している
ドラッグストアには食品が安い以外にも、行くとお得な理由があります。それはポイントサービスやクーポンが充実していることです。
たとえばマツモトキヨシ(マツキヨココカラ&カンパニー <3088> )では、1度の買い物でマツキヨポイントとdポイントが貯まります。ドラッグストアにはこのように、1度の買い物でお店の独自ポイントと共通ポイントの両方が貯まるお得なお店が多くあります。
ポイントアップデーを設けているお店も多く、買い物する日を調整するだけでポイントがいつもより多く貯まります。ポイントの貯まりやすさや種類で、普段使うドラッグストアを選ぶとよいかもしれません。
また大手ドラッグストアのほとんどが公式アプリを導入しており、お得なクーポンがもらえます。
たとえばスギ薬局(スギホールディングス <7649> )では、毎月10日にもらえる1品10%オフクーポンやよく行く店舗を登録すればもらえる店舗独自のクーポンがあり、活用すればもっとお得になります。
食品が安くポイントも貯まりやすいドラッグストアを活用して、食費を節約してみてはいかがでしょうか。
文・佐々木佐奈(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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