10月に始まった「全国旅行支援」(全国旅行割)は、予算が限られているせいか既に予約枠が埋まっていたり、“便乗値上げ”をしているところが話題になったりと、既に利用をあきらめている人も多いようですが、3つのコツを押さえれば、まだお得に旅行できます。
コツ1 狙い目は11月中旬〜12月上旬──繁忙期を外す
まず考えるべきは、旅行に行く時期です。今回のキャンペーンは10月11日から12月下旬までの予約が対象ですが、狙い目は11月中旬〜12月上旬。
開始直後の現在や12月下旬は繁忙期のため、需要に応じて各宿泊施設が高値に設定することが多く、“便乗値上げ”の影響を受けるリスクが大きくなります。
ピークと比べると予約数が少ない11月中旬〜12月上旬あたりを狙えば、その影響はある程度抑えられるでしょう。また、行き先地域特有の繁忙期も避けたいところです。
コツ2 観光地はあえて外し大都市への旅行を狙う
行き先もコスパに影響します。特別な希望がなければ、今回のキャンペーンでは大都市周辺を狙うと良いでしょう。
温泉や紅葉スポットなどの観光地は時期によってニーズの増減が激しいため、閑散期の赤字を回収するために繁忙期の価格が高めに設定されそうです。
一方で、一年中需要が安定している大都市やその周辺であれば、従来の価格とそれほど変わらない値段で泊まれるでしょう。
コツ3 予約サイトの割引と併用する
旅行支援キャンペーンに気を取られて見落としがちなのが、予約サイト独自の割引です。
どの予約サイトも独自の割引を実施しており、多くは旅行支援と併用できます。事前のカード決済やクーポンの発行など、最大限活用すれば上乗せで10%ほどお得になるケースもあります。
コスパを重視するなら、普段利用しているサイト以外も検討し、よりお得なサイトを使いたいところです。
改めてチェックしてみては?
3つのコツを押さえて宿を予約すれば、今回のキャンペーンでもかなりお得に旅行ができるはずです。
また、各自治体が便乗値上げ対策に乗り出していることもあり、人気の観光地でも今後価格が割安に設定される可能性もあります。
既に利用を見送ろうと考えていた人も、改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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