「どうぶつの森」シリーズなど、Nintendo Switch(スイッチ)のヒットゲームを量産している任天堂 <7974> 。ヒット作品の連発で業績好調のようですが、社員の年収も大台を突破しそうな伸びっぷりを見せています。
ついに1,000万円の大台が見えてきた
さっそく任天堂の平均年収を見ていきましょう。過去5年間の推移は以下のとおりです。
会計年度 | 平均年収 |
---|---|
2018年 | 903万円 |
2019年 | 912万円 |
2020年 | 935万円 |
2021年 | 971万円 |
2022年 | 988万円 |
最新の年収は988万円で、上場企業全体でも数十社しか存在しない1,000万円超えが目の前に迫っています。
また、過去5年間一度も落ち込むことなく右肩上がりで推移しているのも特徴。コロナ禍でも減少しておらず、巣ごもり需要がむしろ追い風になった格好です。
『スプラトゥーン3」や「ポストSwitch」で好調を維持できるか?
こうした好調の要因としては、やはり「Nintendo Switch」『どうぶつの森』シリーズなどハード、ソフト両方でヒットを飛ばしたことが大きいでしょう。
今年発売された「スプラトゥーン3」の記録的ヒットを見ても、まだまだ売上の余地を残していそうです。
一方で、Switchも発売から5年が経ち、そろそろハード自体の人気が落ち着いてくる可能性も。実際、最近の業績を見ると減収減益傾向にあり、伸びがひと段落しているとも考えられます。
「スプラトゥーン3」をはじめ、さらなるソフトのヒットでSwitch人気を持続するのか、あるいは“ポストSwitch”となるハードを開発するのか。向こう数年間の戦略とその成否が業績と社員の年収を左右しそうです。
ゲームをプレーしながら、企業としての今後の展開、成長にも目を向けてみるとよいかもしれません。
文/編集・dメニューマネー編集部
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