飲食業で使われている業界用語「太郎・花子」って何?──【ビジネス・業界用語】

2022/10/30 11:00

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10月11日から始まった全国旅行支援。配布される地域共通クーポン券(平日3,000円分、休日1,000円分)を旅先での食事代にあてる人も多いのではないでしょうか。全国各地の飲食店では、観光客や戻りつつある利用客を受け入れる準備に日々追われていますが、「太郎・花子」対策も不可欠です。 家でも見かけることのあるやっかいな存

10月11日から始まった全国旅行支援。配布される地域共通クーポン券(平日3,000円分、休日1,000円分)を旅先での食事代にあてる人も多いのではないでしょうか。全国各地の飲食店では、観光客や戻りつつある利用客を受け入れる準備に日々追われていますが、「太郎・花子」対策も不可欠です。

家でも見かけることのあるやっかいな存在を指していますが、この業界用語を知っていますか。

飲食店の天敵「太郎・花子」

「太郎・花子」は、ゴキブリのことを指します。他にも、ゴキを漢字の“五木”に置き換えて、“いつきさん”と呼ぶ場合もあり、お店によって呼び方は異なります。

特に飲食店では、食事中に口に出すと不快に思われるような言葉は、隠語に置き換えられることが一般的です。例えば、トイレは“3番”や“4番”などの番号が使われています。トイレは、お店の顔といわれるため、定期的に“3番チェック(トイレ掃除)”を行うことで、清潔な状態を保つ必要があります。

外食市場規模はコロナ禍前の68.6%

ホットペッパーグルメ外食総研は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする2022年8月度の外食市場調査の結果を報告しました。

首都圏・関西圏・東海圏における2022年8月の外食市場規模は2,385億円で、コロナ禍前の2019年同月の68.6%レベルにとどまっています。一方、業態別でみると、飲酒メインは53.0%と、いまだに外飲みを敬遠する動きがあるようですが、食事メインの業態では2019年同月比76.0%、軽食メインは75.9%まで回復しています。

なお、単価は10カ月連続で前年を超え、2019年同月比で103.3%でした。これは、食品などの値上げが、外食価格に波及していると考えられます。

(調査時期:2022年9月1日〜2022年9月12日、調査対象:各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏:90分圏、関西圏:80分圏、 東海圏:60分圏に住む20〜69歳のマクロミル登録モニター)

文/編集・dメニューマネー編集部

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