山口県萩市で生まれた幕末の志士、高杉晋作。負けず嫌いで熱くなりやすい人物だったとされています。晋作が組織した「奇兵隊」は隊員の身分にとらわれず、神出鬼没、斬新な軍隊として明治維新で大きな役割を果たしました。

今回取り上げる「●●こともなき世をおもしろく」は高杉晋作の名言です。有名な言葉ですが、●●（5文字）には何が入るか分かりますか？

病気により27歳で生涯を閉じた翌年、幕府が倒れ明治新政府が成立した

答えは、「おもしろき」です。
この名言は高杉晋作の辞世の句として知られています。「おもしろきこともなき世をおもしろく」には後半部分があります。別の人が詠んだとされる後半部分には「すみなしものは心なりけり」が続きます。

上下の句を合わせると「もともと世の中はつまらないものだけど、心の持ちようでおもしろくも感じられる」という意味になります。なお、上の句を「退屈な世界をおもしろく変えてやるぞ！」と解釈するのは、一般的に誤りとされています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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