収入を増やしたい

20~30万円年収を上げたいなら「宅建」を取るのが近道な理由

2022/11/02 17:00

資格を取って年収を上げたいという人が狙う資格はたくさんありますが、比較的取り組みやすいのが「宅建」(宅地建物取引士=宅建士)です。ニーズが高く、人が足りていないため、転職や副業にとても有利だからです。国家資格の中では難易度が低い点も見逃せません。 宅建には『資格を持っている人しかできない仕事』があるから 宅建士が重宝さ

資格を取って年収を上げたいという人が狙う資格はたくさんありますが、比較的取り組みやすいのが「宅建」(宅地建物取引士=宅建士)です。ニーズが高く、人が足りていないため、転職や副業にとても有利だからです。国家資格の中では難易度が低い点も見逃せません。

宅建には『資格を持っている人しかできない仕事』があるから

宅建士が重宝される理由は、不動産業を営む会社には、一定数の資格保有者が必要だからです。たとえば不動産の契約をする際の説明(重要事項説明)は宅建士でないとできませんし、従業員の5人に1人以上が専任の宅建士である必要もあります。

不動産業界では欠かせない資格なのに、資格を持っている人が全然足りていないようで、「週1日からOK」という副業やアルバイトの募集も多くあります。宅建を持っていると、月に2~5万円の資格手当がもらえる会社も珍しくありません。

宅建を取れば、週に1日だけの副業や資格手当で、年収を20~30万円上げることは難しくないことが分かります。

必要な勉強時間はほかの資格の10分の1以下?

宅建以外にも、独占業務のある資格には、「弁護士」や「税理士」などがありますが、これらと比べると取得のハードルが低いといえます。

宅建を取るのに必要な勉強時間は一般に300時間強などと言われ、毎日2時間勉強すれば半年で合格できるとされます。弁護士や税理士の10分の1以下とも。

問題はすべて4択のマーク式で、面接などもありませんし、誰でも受験できます。大学を卒業していなくても、ほかの難しい資格に合格していなくても受験できます。そのため、毎年10代で合格する人も多く、最年少合格者はなんと12歳です。

異業種からの転職も可能

不動産業の平均年収は他業種よりも高いため、宅建を使って転職できれば、年収を大幅に上げることも十分に可能です。

宅建士が足りていない不動産会社は多いので、異業種からでも、宅建を持っていれば採用される確率は大きく上がります。

将来的にも需要がなくなる心配はなさそうですし、仕事だけではなく、自分の住む家を借りたり、マイホームを買ったりするときにも知識が役に立つでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

【関連記事】
そろそろ締め切り!「ふるさと納税」の基礎知識
初心者向け!ネット証券オススメランキング(外部)
11月までに年収を調整しないと税金が高くなるかも?
積立NISAを始めるタイミングは2022年がベスト?(外部)
お金が貯まる?「風水・占い」特集