紅葉シーズンのレジャーといえば山歩き。ハイキング、トレッキング、登山など呼び方はさまざまあります。近年では、絶景を味わうだけでなく、山で食べる食事“山メシ”や“山ごはん”を楽しみにしている人も多く、ときには「武器」などの準備も必要です。「武器」は家庭にもある道具を指していますが、この業界用語を知っていますか。
「武器」は食事に関連する道具全般
「武器」とは、箸、スプーン、フォーク、ナイフなどのカトラリー類を指します。なかでも箸だけを指して、「和武器」といわれることもあります。広くは、トングやお玉などの調理道具や皿やコップなどの食器全般を含む場合もあります。
語源は、大学山岳部の山での食事風景がまるで戦場のように凄まじい光景であることを喩えた説やロシア語でフォークを“ビューキ”というため、その発音が「ブキ」に変化したなど諸説あるようです。
山歩きは歩行スタイルで分けられることが一般的
山歩きとひと言でいっても、ハイキング、トレッキング、登山などがあり、それぞれに確固たる定義のようなものはありませんが、以下のようなニュアンスで表現されることがあります。
一般的にハイキングは、緩やかな野山や高原などを気軽に歩きながら、自然に親しんだり土地の歴史に触れたりすることが目的の短距離の里山歩きを指すことが多いです。
トレッキングは、軽登山といわれていますが、山頂を目指すことにこだわらない山歩きといわれています。山麓の登山コースなどを歩き、結果的に頂上までたどり着いたり、通過したりすることもありますが、登頂が主たる目的ではありません。
登山は、標高差がある山の山頂を目指す山登りを指しています。日帰りだけでなく、山小屋やテントに泊まることもあり、コースによっては、鎖場やはしごなど手を使って登ったり、ロープやハーネス等の専門的な装備を利用して登ったりすることもあります。
文/編集・dメニューマネー編集部
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