自分や家族の将来のために覚えておきたい「介護付老人ホーム」や「住宅型老人ホーム」。どちらも民間の有料老人ホームですが、2つの内容は大きく異なります。
日本の総人口のうち15歳から64歳の人口は、1995年をピークに減り続けています。反対に65歳以上の割合は増え続け、令和元年のデータでは総人口の28.4%です。 超高齢化社会が進み介護難民の増加も問題視されています。
「介護付老人ホーム」と「住宅型老人ホーム」、2つの違いが分かりますか?
人気の観光地に隣接する施設 や、「アート」や「大人の学校」がコンセプトの施設 もある
「介護付老人ホーム」とは、24時間体制で介護サービスが受けられる施設です。入居者は介護度に応じて決められた料金を毎月支払います。定額制のためサービスを多く利用しても費用は上がりません。
介護付老人ホームには介護職員以外にも栄養士や生活相談員、リハビリを担当する機能訓練指導員など、さまざまな人員が配置されます。日中は看護師が常駐し、服薬管理や血圧チェックなどを行います。
一方、「住宅型老人ホーム」とは、自立状態の人も入居できる老人ホームです。介護が必要なときは外部のサービスを利用します。介護サービスには保険が適用されるため、利用料金の自己負担は1割〜3割程度です。ただ、介護保険には限度額が設けられており、超えた分は全額自己負担になります。
解答:「介護付老人ホームと住宅型老人ホーム」の違いとは……
「介護付老人ホーム」とは24時間介護が受けられる施設で、介護保険サービスの費用は定額制です。「住宅型老人ホーム」とは要介護度が低い、もしくは自立や要支援の高齢者に適した施設で、必要なときだけ外部の介護サービスを利用します。
文/編集・dメニューマネー編集部
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