どんな意味?「ポップアップ」──【ビジネス・カタカナ用語】

2022/11/22 11:00

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Webサイトで導入されている「ポップアップ」。本来は、画面操作や注意を促す目的で使われていましたが、昨今では「ポップアップ広告」として見かけるケースが増えています。インターネット用語のほかに、小売業界では、商品やサービースのPRを目的とした店舗戦略を表す言葉として耳にしますが、詳しい意味を知っていますか。 英語で“突然

Webサイトで導入されている「ポップアップ」。本来は、画面操作や注意を促す目的で使われていましたが、昨今では「ポップアップ広告」として見かけるケースが増えています。インターネット用語のほかに、小売業界では、商品やサービースのPRを目的とした店舗戦略を表す言葉として耳にしますが、詳しい意味を知っていますか。

英語で“突然現れる”を表す“pop up”が語源

「ポップアップ」は、インターネット用語では、「ポップアップウィンドウ」の略として使われています。Webサイトを閲覧する際、飛び出すように自動的に現れる小型のウィンドウ(画面)を指します。IDやパスワードが必要なログイン画面や、必要な操作を促すメッセージのほかに、注意事項の表示に利用されています。

近年では、アプリやWebサイトの運営元が広告を打ち出している場合があります。「ポップアップ広告」と呼ばれていますが、過剰な広告を不快に思うユーザーも多く、さらには、フィッシング詐欺に利用されるケースもあり、Webブラウザのなかには、「ポップアップ」をブロックする機能が組み込まれているケースもあります。

小売業界では商品の認知度を高める戦略に利用

小売業界では、期間限定で空きスペースを利用して出店するお店を「ポップアップストア(ショップ)」と呼んでいます。駅構内や商業施設、市街地のイベントスペースだけでなく、空き店舗や工事の合間の更地などにも設置されています。主な目的は、収益ではなく、ブランドが持つ世界感を体感してもらうことや新規の顧客開拓などです。

また、新商品のPRやテストマーケティング、試食や体験会などでリアルな声を対面で集められる場としても活用されています。海外ブランドの出店も多く、SNSなどによる拡散も期待できるため、近年国内外で、注目されているマーケティング戦略となっています。

文/編集・dメニューマネー編集部

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