ゼクシィの最新の調査で、結婚式には平均303万円かかるとされ、平均初婚年齢は夫が31歳、妻が29.4歳なので、20代でこれだけの金額を貯めるのは難しいでしょうが、結婚式の費用を工面する方法には次の3つあります。
親や親族に援助を頼む
まず誰もが考えることでしょうが、親や親族に援助を頼むことを考えましょう。親や親族から金銭的な援助を受けた人は、結婚式の費用として平均162万7,000円を当てています(ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ)。
援助額としては、援助を受けた人の40%が100万円~200万円未満を受け取っています。式にかかる費用の半分程度はまかなえるかもしれません。
2人で分け合って出す
親や親族に援助が頼める夫婦だけではないでしょうから、この場合は2人で分け合ってどうやって工面するか考えることになります。夫婦で折半負担すれば、150万円ずつの負担で済みます。
ただし、20代の平均金融資産保有額(単身世帯)は113万円しかなく、半分の150万円には足りません。いずれにせよ、話し合って計画的に貯める行動が必要です。
規模を小さくする
どうしても工面できない場合、規模を小さくする判断も必要です。招待客1人あたりの費用は平均9万8,000円かかります(前出調査)。
たとえば、招待客を10人減らせば平均98万円削れます。結婚式の費用も300万円から200万円程度になるため、工面しやすくなるでしょう。
結婚式は大きなイベントのため、できる限りお金のことは気にせずにやりたいと思うでしょうが、結婚後も子育てや教育費、住宅の購入などお金が必要なタイミングは何度もあります。思い出と同じくらい、金銭的に無理のない結婚式を挙げることは大切ではないでしょうか。
文/編集・dメニューマネー編集部
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