為替相場では円安が続いています。輸入品の値上げが家計に打撃を与える一方で、海外での売上が多い企業は業績が好調です。為替市場や景気の動向など、さまざまな要因が株価に影響を与えています。

今回取り上げる「落ちてくる●●●はつかむな」は、投資をするならぜひ心得ておきたい格言です。●に入る言葉は何か、分かりますか？

底値を判断するのはむずかしい

答えは、「ナイフ」です。

株価の動きは「上げ100日、下げ3日」といわれるように、上昇より下落のほうが早い傾向があります。株価が急落しているときは「落ちてくるナイフ」のようなもので、つかめば怪我をするのは目に見えています。急落時に買ってしまうと、そのまま下がり続けて大きく損をする場合があるからです。

床に落ちて動きが止まったナイフなら安全に拾えます。株価が底をつき反転するまで、落ち着いて相場を見ることが大切です。一方で、投資にはさまざまなスタイルがあり「落ちてくるナイフをあえてつかむかどうか」という議論があるのも興味深いところです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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