一見、お金と関係がなさそうな考え方や行動パターンが、実はお金が貯まらない原因となっていることはよくある。お金に苦労する人には、次の3つの共通点がある。
共通点1 マイナス思考で何事にも挑戦しない
マイナス思考が習慣になっていると、お金を稼ぐチャンスがあっても「どうせうまくいくはずがない」と考えて挑戦しないことが多く、お金に苦労しやすい。
マイナス思考の人は、お金がなかなか貯まらないときも「給料が上がらないから」「上司が無能で認めてもらえないから」「親がお金持ちではないから」などとほかの人に責任を押し付ける傾向にある。これでは、事態は良い方向に向かうはずがない。
お金に苦労しないためには、うまくいかないことがあってもマイナスに考えるのではなく、「うまくいくためにはどうすればいいか」を考える習慣をつけよう。
共通点2 忍耐力がない
忍耐力がない人はお金に苦労する。衝動買いや、収入に見合わない買い物をしがちだし、投資などでお金を増やす時にも、忍耐力は必要だからだ。
常に「一度立ち止まって考える」「耐えた先にあるメリットを考える」などを意識して行動習慣を変えよう。
共通点3 片付けるのが苦手
片付けができない人もお金は貯めにくい。どこに何があるのかを把握しにくくなり、すでに持っているモノを買うことになってムダな支出が増えるからだ。
片付けができない人は、必要なモノとそうでないモノを見極めるのが苦手な人ともいえる。身の回りの整理が苦手なら、家全体ではなく、どこか一ヵ所、リビングのラック、キッチンの引き出し、下駄箱の中、クロゼットなど決めて、そこだけは整理するようにすることから始めてはどうだろうか。
日頃の習慣を見直して、お金に苦労しにくくなる考え方や行動パターンを身につけよう。
文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部
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