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暦年贈与・ジュニアNISAがなくなる?2022年中にすべき2つのこと

2022/11/17 07:00

2022年の残りもわずかですが、今のうちにやっておいたほうがお得なことがあります。近い将来、贈与の仕組みが変わるかもしれないのと、2023年にジュニアNISAが終わることを見越したものです。今から急げば2022年分の手続きが間に合います。 年間110万円、非課税で贈与できる「暦年贈与」がなくなるかも? まず贈与の仕組み

2022年の残りもわずかですが、今のうちにやっておいたほうがお得なことがあります。近い将来、贈与の仕組みが変わるかもしれないのと、2023年にジュニアNISAが終わることを見越したものです。今から急げば2022年分の手続きが間に合います。

年間110万円、非課税で贈与できる「暦年贈与」がなくなるかも?

まず贈与の仕組みについては、1人の人が年間110万円以下までなら非課税で受け取れる贈与税の「暦年贈与」制度がなくなるかもしれません。決まったわけではないですが、見直しや廃止が予測されています。

もしこれがなくなると、子供や孫などに年間110万円を非課税で渡せなくなります。いつなくなるか分からないので、今のうちから子供や孫の銀行口座や証券口座を用意しておくとよいでしょう。

また、これは1年で110万円なので、年末までに手続きをすれば、2022年の非課税枠110万円が使えます。この制度がすぐなくなるわけではないので、2023年になれば23年の110万円の非課税枠は使えますが、22年の枠はもう使えなくなってしまいます。

そうこうしている間に暦年贈与の仕組みがなくなってしまうかもしれません。

ジュニアNISAは2023年で終わる

ジュニアNISAは、2023年で廃止が決まっていますが、残りの期間で投資するメリットはあります。

ジュニアNISAは、日本に住む未成年者が株式・投資信託などの配当金、分配金、売買による譲渡益が、毎年80万円以下なら非課税になる制度です。

もし2023年になって申し込むと、23年の非課税投資枠80万円がありますが、22年のうちに申し込んで枠いっぱい投資すれば、22-23年で合計160万円を非課税で投資できます。

注意点としては、証券口座の口座開設には、一般に2週間程度かかるので、年内に投資するなら早く手続きをしたほうがよいでしょう。

文/編集・dメニューマネー編集部

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