「家賃をクレジットカードで払ってポイントも付くといいなあ」と考えたことがある人は多いでしょうが、家賃のクレカ支払いには注意点があります。

注意点1　指定されたクレジットカードでしか支払えない

クレカで家賃が払える物件であっても、使えるクレカが限られている場合があります。自分の持っているカードや使いたいカードが使えるかどうか、契約前に不動産会社に確認したほうが良いでしょう。

たとえOR を新しく作る場合でも、ポイント還元率が低かったり入会費や年会費がかかるカードだったりすると、結果的にあまり得にならないかもしれません。

注意点2　家賃がポイント対象外の場合がある

家賃をクレカ払いできても、ポイント付与の対象にならないことがあります。

家賃と共に支払うことが多い、共益費や管理費などの毎月の支払い分だけが、ポイントの対象外になるという場合もあります。

注意点3　残高が足りなくなる場合がある

家賃は毎月の支払いの中でも比較的高い支払いなので、支払日に銀行口座の残高が少ないと引き落としができず、故意的でなくても支払いが遅れてしまいます。これは家賃を銀行口座から引き落としにしている場合も同様です。

支払い遅延を何度も繰り返すと、カード会社のブラックリストに載る恐れもあるので、支払日前には口座の預金残高を確認し、家賃分は常に口座に入れておきましょう。

注意点4　家賃設定が高くなっている可能性がある

クレカ払いに対応すると、貸主は手数料を支払わなくてはならないため、その料金を払っても損をしない家賃の金額設定にしている可能性もあります。クレカ対応のお部屋を検討する際は周辺の物件の相場より家賃設定が高くなっていないか、チェックしましょう。

家賃設定は貸主の自由ですが、クレカの手数料を利用者に転嫁するのは、クレカの加盟店規約違反となり認められません。

文/編集・dメニューマネー編集部

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