年末年始の帰省がコロナ禍でしばらくできなかったという人は多く、今年こそはと考えている人も多いでしょう。行き先がJR東日本 <9020> エリア(東北、関東・甲信越、東京近郊)人は、新幹線に乗って「JREポイント」をお得に貯めましょう。
新幹線やグリーン車へのアップグレードをお得に利用出来る
JREポイントはSuicaで電車に乗ったりグリーン券を買ったりのほか、加盟店での買い物でもたまります。またJR東日本系列のビューカードを使ったクレジット決済やネット指定席予約サービスのえきねっとの利用、JR東日本の旅行商品のびゅうダイナミックレールパックの利用でもポイントが貯まります。全国旅行支援も適用できます。
ポイントの付与率は2種類あり、「100円(税込)につき1ポイント(還元率1%)」と「200円(税込)につき1ポイント(還元率0.5%)」です。
ちなみにSuicaのチャージは還元率1.5%なので結果的に還元率2.0%~2.5%のポイント二重取りも可能です。
貯まったポイントは1ポイント1円で使えますが、新幹線のチケットに替えるとお得になります。
たとえば東京から仙台に帰省するとして、東北新幹線の普通車指定席(1万1410円相当)の特典新幹線チケットを7940ポイントで交換できるので、1ポイント1円で使うより30%ほどお得になります。
そのほか、混雑しがちな年末年始にグリーン車でゆったりと帰りたい方はグランクラスなどグリーン車へのアップグレードにもJREポイントを利用できます。ルミネなど駅ビルでの飲食やお土産を買う際にも使えます。
JREポイントの注意点 チケット交換には限りがある
JREポイントを貯めたり使ったりする上での利用の注意点はいくつかあり、まず乗車や旅行などで得たポイント付与には時間がかかります。
また、えきねっとやSuicaの利用でポイントを貯めるためには、事前にサイトでの登録が必要です。そのほか、新幹線チケットへの交換は席数や区間に限りがあります。帰省の日程が決まっているなら早めに申し込みましょう。
12月からはランダムに選ばれたJR東日本の新幹線の駅に6000ポイントで往復チケットがもらえる新サービスの「どこかにビューン」も始まります。行き先がランダムのため、帰省には使えませんが、東日本エリアで格安で旅行できそうです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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