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持病で住宅ローンの団信に入れない!検討したい3つの対策

2022/11/26 11:00

住宅ローンを組む際に加入が求められる団信(団体信用生命保険)は、健康状態の告知が必要なため、持病があると入れないこともあり、住宅ローンを組むことが難しくなります。持病があっても住宅ローンを組みたい場合、解決策はあるのでしょうか。 団信に入れない可能性が高いケースとは? 住宅ローンを利用する年代でよくあるのが、「うつ病」

住宅ローンを組む際に加入が求められる団信(団体信用生命保険)は、健康状態の告知が必要なため、持病があると入れないこともあり、住宅ローンを組むことが難しくなります。持病があっても住宅ローンを組みたい場合、解決策はあるのでしょうか。

団信に入れない可能性が高いケースとは?

住宅ローンを利用する年代でよくあるのが、「うつ病」などの精神疾患です。もし住宅ローン申込時には完治していても、過去3年以内にうつ病の治療歴がある人は団信の加入が難しくなります。

日本では、うつ病などの心の病気は一生のうちに5人に1人がかかるといわれているので、団信に入れなくなるのはそれほど珍しいケースではないのです。

対策1 住宅ローンの名義を変更する

まず対策として考えられるのが、夫や妻などパートナーの名義で組むことです。

たとえば共働き夫婦で、夫が団信に加入できないなら、妻の年収や勤続年数などで住宅ローン審査を申し込むわけです。

その場合の注意点は、夫に万が一のことがあると妻が1人で返済しなければならなくなることです。借入金額が多すぎないように注意しましょう。

対策2 ワイド団信を利用する

民間の金融機関では、健康に不安がある人でも加入しやすい「ワイド団信」を取り扱っている場合があるので、確かめるとよいでしょう。

ただし、ワイド団信を利用すると、金利が年に0.2〜0.3%ポイントほど上乗せされるため、返済額が高くなります。また、ワイド団信の引受基準は保険会社によって異なり、必ず加入できるとはかぎりません。

対策3 フラット35を利用する

フラット35は団信の加入が強制ではなく任意のため、加入できなくても住宅ローンを組めます。しかし、団信なしでローンを組むのは万が一のリスクが高く、できれば避けたほうがよいでしょう。

フラット35を利用する場合に、万が一に備える選択肢は2つあります。

1つは、フラット35でもワイド団信を扱うる金融機関があるので、ワイド団信に加入することです。

もう1つは団信ではなく、病歴がある人でも入りやすい民間の引受基準緩和型生命保険に加入する方法です。

ただし、緩和型保険の引受基準も保険会社ごとに異なり必ず加入できるわけではありません。

病歴がある人でも時間が経って元気に仕事をしていると、団信に入れないことなど想像できないかもしれません。今は元気だからと事実と違う告知をしてしまうと、いざというときに保険金が支払われない恐れもあります。

病歴のある人は住宅ローンを組む際、金利などの条件だけでなく、団信対策もしっかり考えましょう。

文・松田聡子(ファイナンシャル・プランナー)
編集・dメニューマネー編集部

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