「40代の平均年収」はどれくらい?6割が平均より低い?

2022/12/09 07:00

自分の年収が人と比べてどの程度あるのか、気にしている人も多いだろう。40代の場合、約6割が平均年収に届いていない現実がある。40代の平均的な年収はどれくらいなのだろうか?また、年収の高い職業も気になるところだ。 40代の6割の年収が平均よりも低い?年収アップするには? 平均年収を見て「そんなにもらっていない」と感じる人

自分の年収が人と比べてどの程度あるのか、気にしている人も多いだろう。40代の場合、約6割が平均年収に届いていない現実がある。40代の平均的な年収はどれくらいなのだろうか?また、年収の高い職業も気になるところだ。

40代の6割の年収が平均よりも低い?年収アップするには?

平均年収を見て「そんなにもらっていない」と感じる人も多いのではないだろうか。実は、40代の約6割が平均年収に届いていない現実がある。40代の平均年収と年収のボリュームゾーンを見てみよう。

40代の平均年収は502万、平均に届かない人は56%

2021年の40代の平均年収は502万円だった(転職求人サイト「doda」調べ)。年収分布は次の通り。

年収 割合
300万円未満 13.2%
300~400万円 21.6%
400~500万円 21.3%
500~600万円 15.6%
600~700万円 10.9%
700~800万円 6.6%
800万円以上 10.8%

40代の年収分布で最も多いのは、300万~400万円だった。500万円未満の人の割合を合計すると56.1%だ。約6割が平均年収に届いていないことが分かる。

キャリアを見直し年収アップを目指そう

年収に影響を与える要素は、毎年の昇給に加え、管理職手当や資格手当など多くある。

40代のうちにキャリアを見直し、昇進や資格取得の機会を逃さないよう、積極的にチャレンジしたい。

年収アップとあわせて生活コストを見直すことも大切だ。

40代は子どもの教育費など生活コストが高くなりがちな時期。無駄な出費を抑えて、少しでも貯蓄習慣を身につけたい。

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40代の6割の年収が平均よりも低い?年収アップするには?

40代で平均年収が高いのは?職種・業種別トップ3

年収は仕事の内容によって違ってくる。40代で平均年収が高い職種・業種はどういったものなのか?

40代で平均年収が高い職種トップ3

・1位:専門職(コンサルティングファーム/専門事務所/監査法人) 688万円
・2位:企画/管理系 641万円
・3位:技術系(IT/通信) 603万円

40代で年収が高い職種の1位は専門職だった。

専門職の人材は限られているので、企業は人材獲得のため給与水準を高くする傾向がある。

資格手当などが上乗せされ、年収が高くなることもあるだろう。

40代で平均年収が高い業種トップ3

・1位:金融 599万円
・2位:IT/通信 592万円
・3位:メーカー 548万円

平均年収の高い業種には、高年収で知られる金融業界、コロナ禍が追い風となり成長著しいIT/通信業界、日本のものづくりを支えるメーカーの3つがランクインした。

しかし、トップ3の平均年収も全て600万円未満だ。40代の年収に与える影響は、業種よりも職種の方が大きいことが分かる。

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40代の平均年収はどのくらい?年収が高い職業はなに?

文/編集・dメニューマネー編集部

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