連載 キャッシュレス・ポイント有段者への道
新たな節約術として注目されている「ポイ活(ポイント活動)」。買い物をした額に応じてポイントをもらうイメージが強いと思いますが、買い物をしなくても、タダでポイントを貯めるお得な方法はたくさんあるのです。
タダでポイ活・方法1 「アンケートに答える」
dポイントなどの各共通ポイントサイトには、アンケート登録サービスがあります。登録しておくとメールなどで自分宛てにアンケートが届きます。それに回答すると、ポイントがもらえます。
中には、事前アンケートに答えると、グループインタビューなどに呼ばれ、さらに多くのポイントや現金を受け取れることもあります。このほか、指定の商品を購入しアンケートに答えると、購入額と同額相当のポイントを受け取れるような破格のアンケートもあるので、コマメにチェックするといいでしょう。
タダでポイ活・方法2「歩く」
毎日の歩数に応じてポイントがもらえるアプリを使えば、歩くだけでポイ活を実践できます。
例えば「FUN+WALK」というアプリでは、1000歩ごとに1ポイントがもらえ、8ポイントでクーポン1枚と交換することができます。クーポンは飲食店などで使え、カラオケの室料が30%OFFになることも。健康管理、ダイエットのついでにポイントまでもらえるなんて、まさに一石二鳥ですね。
タダでポイ活・方法3「レシートを捨てずに使う」
日々の買い物のレシートを活用してポイントを獲得できるアプリもあります。レシートの写真を読み込むだけのものや、レシートと一緒に商品のバーコードを読み込むものなど、アプリによってポイント獲得の条件は異なります。
たとえば「CODE」というアプリでは、レシートと購入した商品のバーコードを読み込むことで、ポイントが貯まるゲームに参加でき、ゲームの結果次第でレシート1枚あたり1~5000TAMARUポイントを獲得できます。TAMARUポイントはdポイントなどやWAONポイントといった共通ポイントや、Amazonギフト券などと交換できるため、非常にお得です。共通ポイントサイトで運営している「レシートdePonta」などもレシートを写メして送るだけで、ポイントが貯まります。
タダでポイ活・方法4「外食を予約する」
「ぐるなび」や「ホットペッパーグルメ」、「食べログ」などのグルメサイトでは、ランチや飲み会の予約をするだけでポイントを貯められます。例えば「ぐるなび」では、来店時に人数×100ポイント(ランチの場合は50ポイント)を獲得できます。今はコロナの影響でなかなか難しいかもしれませんが、外食できるようになったら、ランチや飲み会の際には、積極的に幹事に立候補して、ポイントをどんどん貯めるといいでしょう。
タダでポイ活・方法5「旅行を予約する」
これも今は難しいですが、旅行の際にホテルや飛行機、新幹線などの予約でポイントを貯められます。貯めたポイントを活用すれば、お金をかけずに旅に行けます。
例えば「じゃらん」で旅の予約をすると、Pontaポイントとじゃらん限定ポイントを貯められます。還元率は原則2%(Pontaポイント1%+じゃらん限定ポイント1%)ですが、30日前に予約するとポイントが10%にアップするなど、お得なキャンペーンも実施しています。さらに旅行代金をクレジットカードで支払えばポイントの二重取りできます。
タダでポイ活・方法6「投資を体験、ポイント運用」
ポイント運用はポイントを使って運用する“疑似投資”のため、証券口座を開設する必要はなく、手数料も一切かかりません。株価や投資信託の基準額などに連動してポイントが増やせます。逆に損をすることもありますが、現金を使わずにポイントを投資することで投資体験できるのが利点です。dポイント投資や楽天ポイント運用、PayPayボーナス運用などが人気ですので、ひとつでも試してみてください。
いかがでしたでしょうか?ほかにも、ゲームに参加するだけ、開くだけでポイントがもらえるアプリもあります。「塵も積もれば山となる」といいます。すき間時間に1ポイントでも増やしてみませんか?
文・酒井富士子(経済ジャーナリスト)
編集・濱田 優(dメニューマネー編集長)
(2021年4月20日公開記事)
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