「この組織はガバナンスを強化すべき」といった発言や指摘を聞いたことある人は多いのでしょう。最近では「コーポーレートガバナンス」という使われ方もよく見聞きします。企業や組織でつかわれている「ガバナンス」は漢字(日本語)にすると、どのように書くのでしょうか。 組織作りに欠かせないガバナンス ガバナンスとは、組織が目的を達成
「この組織はガバナンスを強化すべき」といった発言や指摘を聞いたことある人は多いのでしょう。最近では「コーポーレートガバナンス」という使われ方もよく見聞きします。企業や組織でつかわれている「ガバナンス」は漢字(日本語)にすると、どのように書くのでしょうか。
組織作りに欠かせないガバナンス
ガバナンスとは、組織が目的を達成するために必要な行動を促し、長期的な維持・存続・発展を可能にする仕組みのことです。
企業不祥事が相次いだ2000年代以降、企業が自らの組織をうまく統治する仕組みを指す「コーポレートガバナンス」の必要性が叫ばれるようになりましたが、単に「ガバナンス」だけでこれを指す場合も多いです。
国立国語研究所「外来語」委員会は、ガバナンスを「統治」と書き、意味説明として「組織が自らをうまく統治すること」と示しています。
ガバナンスは「統治」
前出の委員会は用例として、「もちろんG8にとって一番重要なことは『援助』ではなくアフリカの良きガバナンスを前提とした『自立と自発的向上力』であることには間違いがない」や「コーポレートガバナンスの再構築は,わが国の現状において,実際的にもますます重要な課題となっている」などを示しています。
また、文脈によっては「統治能力」と言い換えることが適切な場合もあるとしています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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