「先にコンセンサスを取ってね」や「チームでコンセンサスを得るの難しいんじゃない?」──。仕事をしていて、こんなアドバイスや質問を受けたことはないでしょうか。ビジネスシーンでよく聞く「コンセンサス」は漢字(日本語)にすると、どのように書くのでしょうか。 話し合いで欠かせないコンセンサス 会議や話し合いを進めるうえで得るの
「先にコンセンサスを取ってね」や「チームでコンセンサスを得るの難しいんじゃない?」──。仕事をしていて、こんなアドバイスや質問を受けたことはないでしょうか。ビジネスシーンでよく聞く「コンセンサス」は漢字(日本語)にすると、どのように書くのでしょうか。
話し合いで欠かせないコンセンサス
会議や話し合いを進めるうえで得るのが重要だとされる「コンセンサス」は、英語では「consensus」と書き、直訳すると「総意」や「民意」、「意見の一致」です。「根回しする」という意味でも使われているようです。
また、投資の世界では、市場の共通認識を知るために見通しを調べることを「コンセンサス調査」と呼びます。経済予測、企業の収益や株価の動向などについて、アナリストやエコノミストなどの見通しを調べて集計・平均化したものが市場コンセンサスです。
国立国語研究所「外来語」委員会は、コンセンサスを「合意」と書き、意味説明として「異なる立場の意見が一致すること」と示しています。
また、委員会は手引きで「意見を一致させることが容易でない重要な問題について使われ、特に政治にかかわる課題に用いられることが多い」と示しています。
コンセンサスは「合意」
前出の委員会は用例として、「利用者や納税者などいろいろな立場の国民のコンセンサスを得ながら進めるべきである」と示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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