仕事でも私生活で、「モチベーションを高めよう」「モチベがなくなったわ」と聞いたり、言ったりすることはないでしょうか。日常的によく使う「モチベーション」は、漢字(日本語)では、どのように書くのでしょうか。 モチベーションに似た「インセンティブ」とはどう違うのか? モチベーションと似た言葉に「インセンティブ」があります。こ
仕事でも私生活で、「モチベーションを高めよう」「モチベがなくなったわ」と聞いたり、言ったりすることはないでしょうか。日常的によく使う「モチベーション」は、漢字(日本語)では、どのように書くのでしょうか。
モチベーションに似た「インセンティブ」とはどう違うのか?
モチベーションと似た言葉に「インセンティブ」があります。この2つの違いは、“意欲がどこで生まれるか”です。
モチベーションは、意欲を内側から”高める働きかけを指すのに対し、インセンティブは、報酬などによって意欲を“外側から”刺激する働きかけを指します。
このためインセンティブは、ビジネスでは成果報酬(金銭的インセンティブ)や、表彰や人事評価を指すことが多いようです。そうした“ご褒美”ががんばる原動力になるわけです。
モチベーションはがんばる意欲を外部に求めず、自ら高めること。国立国語研究所「外来語」委員会は、モチベーションを日本語で「動機付け」と書き、その意味を「ものごとに取り組む意欲を内側から高める働きかけ」と説明しています。
委員会はまた、「意欲を高めるもととなる『動機付け』を意味する語だが、スポーツや仕事の分野では、意欲そのものを指して用いられることも多い。その場合は『意欲』『やる気』『士気』などで、言い換えることができる」と解説しています。
モチベーションは「動機付け」または「意欲」
委員会は用例として、「人間が幸せのために努力するモチベーションとなっているのは動物としての生存本能だ」と示しています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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