毎月の食費が生活費を圧迫しているのなら、かさ増しのできる食材を食事に取り入れる節約術を試してみてもいいかもしれない。また、買い物のときに試したい節約方法もいくつか生活に取り入れてみてもいいだろう。値上がりの続く今だからこそ試せる、節約術にはどのようなものがあるのだろうか?
試したい食費の節約術は「かさ増し」!もやしや厚揚げでおいしく節約
物価が上がる中で食費の節約が注目されているが、その方法の一つに、安く手に入る“かさ増し”食材を足して、料理全体の材料費を下げるというものがある。どんな食材で“かさ増し”できるのか?
かさ増しに適した食材にはどんなものがある?
かさ増しに使える食材には、もやし、厚揚げ、豆腐、ちくわ、キャベツなどがある。
もやしは一袋20~30円ほどで手に入る安い食材の代表格だ。鍋物にたっぷり入れてほかの野菜の代わりに、炒め物のボリュームアップなどに使える。
厚揚げはお肉の代わりになるかさ増しに便利な食材だ。炒め物や煮物に加えれば、料理がボリュームアップする。
たとえば、豚肉入りの野菜炒めを作るとしよう。豚肉が100gあたり140円、厚揚げ1丁(140~150g)が100円ほどとすると、家族4人分で豚肉を300g使うと420円かかるが、お肉を半分にして代わりに厚揚げを1丁入れれば、310円ですむ。
豆腐はハンバーグやつくねといったひき肉料理のかさ増しに使え、絹ではなく木綿豆腐を選べば、より満腹感を得られる。
ちくわはそのまま食べても火を通しても食べることができ、細切りにしてサラダのかさ増しや、炒め物に使える。
スマホと冷凍庫が大活躍!食費節約のコツ
光熱費や住居費と同様に毎月、出費の大きな割合を占める「食費」。これを節約できれば、貯蓄にまわせる額も増やせる。食費を節約できるコツをまとめてみた。
買った食材は使い切る
買った食材は使い切ったほうが良いと分かってはいても、なかなか使い切れないこともあるだろう。しかし、少し工夫するだけで食材を使い切りやすくなるし、買い過ぎも避けられる。
たとえば、買ってきた食材はカットして保存しておこう。食材のままにしておかず、食べきる量より多く調理して、冷凍保存しておくのも手だ。
また、買い物に行く前に冷蔵庫・冷凍庫の写真を撮ると、何が冷蔵庫にあるのか分かりやすく、買い過ぎを避けられる。
安い食材からレシピを考える
食費節約のコツの一つは、食材費を抑えられるかどうかだ。そのためには、スーパーなどで買い物する際に、「食べたい食材」ではなく「旬で安く売られている食材」からレシピを考えてみてもいいだろう。
「食材からレシピを考えるなんて難しい」という人もいるだろうが、今は何でも検索できる時代。自分や家族に合ったレシピサイトをブックマークしておいて、食材売り場でサッと検索してもいいかもしれない。
文/編集・dメニューマネー編集部
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