【経済クイズ】「相場が上がっている途中に少し下がること」を何という?

2021/09/18 17:10

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経済・金融・投資で使われる用語には、読み方が難しいものや、その業界でしか使わない意味が分かりづらいものがたくさんあります。毎回1つずつ、初心者にはあまり聞き慣れない単語を紹介、簡単に意味を解説します。 第1問 【経済クイズ】「相場が上がっている途中に少し下がること」を何という? ① ぶら下がり ② アヤ押し

経済・金融・投資で使われる用語には、読み方が難しいものや、その業界でしか使わない意味が分かりづらいものがたくさんあります。毎回1つずつ、初心者にはあまり聞き慣れない単語を紹介、簡単に意味を解説します。

第1問 【経済クイズ】「相場が上がっている途中に少し下がること」を何という?

① ぶら下がり
② アヤ押し
③ 足取り不安

相場に参加するのが「ヒト」だから生まれる集団心理

答えは②の「アヤ押し」(あやおし。綾押し)。別の言い方では「呼吸押し」とも。逆に、「相場が下がっている途中にちょっとだけ戻して上がることを」は「アヤ戻し」「呼吸戻し」といいます。

「アヤ」とは、相場の大きな流れとは直接関係のない、ちょっとした変動のこと。つまりアヤ押しで安くなってもそれがきっかけで相場が変わるわけではありませんし、変わるほどではないからこそ「アヤ」というわけです。

相場のアヤが生まれる状況はいろいろですが、たとえば相場がどんどん上がっていると、「そろそろ利益を確定しておこう」と売り注文をする人が出てきます。一時的にそうした注文が集中すると、上がり基調の中でちょっと下がったりすることがあります。それを見た他の投資家の中には「あれ、もしかして上昇が止まるのでは?」「何かあるのでは?」との思惑が広がり、続いて売る人が出てくることもあります。そうした集団心理が働いた結果でもあります。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・emma / PIXTA

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