経済・金融・投資で使われる用語には、読み方が難しいものや、その業界でしか使わない意味が分かりづらいものがたくさんあります。毎回１つずつ、初心者にはあまり聞き慣れない単語を紹介、簡単に意味を解説します。

【経済クイズ】第4問　話題の「ESG投資」。Eは環境、Gは企業投資。ではSは何のこと？

① Social(社会)
② Sustainability（持続可能性）
③ Security（安全）

これを大切にしていない企業にはお金が集まりません

答えは①「Social」（社会）。ESGとは、環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）の頭文字を取ったもの。企業の長期・持続的な成長のためには、ESGの3つの視点が重要だという考え方が、特に企業の株主である機関投資家（個人ではない投資家で、ファンドや年金、金融機関など）の間で広がっています。

ESGの取り組みとしてはどのようなものが考えられるでしょうか。まず「環境」では、再生可能エネルギーの活用や廃棄物の低減などでしょう。「社会」でいうと、多様性・ダイバーシティの確保、人権問題への配慮など。そして「ガバナンス」では情報開示による透明な経営、取締役会の多様性などが挙げられます（あくまで一部です）。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・emma / PIXTA

【関連記事】
・タダでポイントをためる6つの方法
・初心者向け！ネット証券オススメランキング（外部サイト）
・株主優待をタダ取りする裏ワザとは？（外部サイト）