不動産投資がサラリーマンの資産形成に最適な3つの理由

2021/12/26 13:30

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連載 不動産投資・初心者が知っておくべきこと 将来の目標の実現や老後生活を豊かにするために、資産運用を考えている人は少なくありませんが、数ある金融商品の中でも「不動産」は、収入が安定している給与労働者(会社員、公務員など)にとって不動産投資が最適な方法かもしれません。その理由を3つあげてみます。 理由1 銀行からお金を

連載 不動産投資・初心者が知っておくべきこと

将来の目標の実現や老後生活を豊かにするために、資産運用を考えている人は少なくありませんが、数ある金融商品の中でも「不動産」は、収入が安定している給与労働者(会社員、公務員など)にとって不動産投資が最適な方法かもしれません。その理由を3つあげてみます。

理由1 銀行からお金を借りて投資できる

不動産投資は他の金融商品と異なり、その元手を金融機関に借りられるという点が最初の理由です。少ない自己資金でもすぐに始められて、大きな投資効果が期待できます。

例えば、株式投資やFX(外国為替証拠金取引)は、基本的にはその元手を自己資金で用意しなければなりません。たしかに株式投資もFXも、事前に保証金を預けることで“自己資金以上の投資ができる仕組み”はあります。

しかし、株価や為替相場が旧に大きく動くと、事前に入れておいた保証金だけでなく、追加でお金を入れなければいけなくなります(これを「追い証」といます)。

こうした特徴は将来のための資産形成としては、少しハイリスク・ハイリターン過ぎるかもしれません。

これに対して不動産投資は、購入に必要な資金の多くを銀行などから借りられます。自己資金が少なくても、高額の不動産が購入できます。株式投資やFXのように追加で現金を用意しなければならないリスクは低いといえます。

理由2 株やFXよりも自分でコントロールしやすい

不動産投資はビジネスと同じように知識とノウハウを使うことで、リスクを抑えて安定的に収入が得られるため、株やFXよりもはるかにコントロールしやすい投資とされています。これが不動産等投資が「賃貸経営」とも言われるゆえんです。

為替相場や株価は私たち個人ではどうすることもできないような出来事が世界経済の行方を大きく左右します。たとえば「新型コロナの発生」「米大統領選挙の結果」「米中貿易摩擦の激化」……。あなたがコントロールできない理由で資産価値が大きく変化してしまうのです。

これに対して、不動産投資は、こうした出来事や景気の良し悪しによって家賃水準が急に大きく変わることはあまりなく、リスクを抑えられます。たとえば、不動産は年数が経てば劣化しますが、しっかり管理してメンテナンスすれば古くなっても資産価値が下がるのをある程度抑えられます。入居者が家賃を払ってくれない家賃滞納リスクは、家賃保証に加入することで対応できます。火事や地震などによる災害リスクは、保険でカバーできます。

理由3 不動産会社に募集や管理会社を外注できる

不動産投資は入居者募集から物件管理に至るまで、不動産会社に委託することができる点も、サラリーマンが取り組みやすい理由です。不動産会社からの定期的な報告を聞いて指示するだけです。費用はかかりますが、自分は本業に専念できます。

これに対して、株価や為替相場は投資や管理を外注する仕組みはありません。また、不動産は物件の価格や家賃が頻繁に上下しませんが、株や為替は価格が常に変動しています。そのため、市場が開いている時間帯は「値動きが気になって仕方がない」という投資家も少なくありません。大きな損を出して精神的に追い込まれて、本業が手につかなくなることもあるでしょう。資産形成のために副業が原因で、本業がおろそかになっては意味がないのです。

このように、不動産投資はサラリーマンにとって取り組みやすいのですが、資産運用では、リスク分散の観点から、種類や値動きの異なる金融商品を組み合わせて運用するのが望ましいとされています。何も投資対象を不動産だけに絞る必要はありません。異なる種類のものを上手に組み合わせて将来に備えましょう。

不動産投資をしているのはこんな人たち

文・株式会社フロア
編集・dメニューマネー編集部

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