新NISA 2024年に始まるのを前に、「つみたてNISAを始めるのは遅いかも」と思っている人もいるかもしれませんが、今から始めてもメリットが3つあります。
メリット1 自動的に新NISA口座が開設される
2023年のうちにつみたてNISA口座を作っておくと、2024年からの新NISA口座は同じ金融機関に自動的にできるため、余裕をもって新NISAを始められます。
切り替えに面倒な手続きはないので新NISAを始めようと考えるなら、つみたてNISAから始めても早すぎることはありません。
メリット2 非課税枠をより多く使える
今からつみたてNISAを始めると、2024年の新NISAから始める人よりも、今年の分の非課税が使えるため、最大40万円多く投資できます。
つみたてNISAの非課税枠は、新NISAとは別枠でカウントされるため、つみたてNISAで投資した分(最大40万円)と、新NISAで投資できる1800万円、最大1840万円の税制メリットが得られます。
たとえば利回り3%の投資信託を40万円買った場合、つみたてNISAが終わる20年後には72万2,400円になります(金融庁のシミュレーターによる)。利益は32万2,400円です。
NISA口座以外の、課税される口座(特別口座など)での投資なら、税金が約6万5,495円(32万2,400円×20.315%)かかりますが、つみたてNISAは利益に課税されないので、この税額が引かれません。
メリット3 相場の変動に慣れておける
今から投資を始めると、新NISAが始まる前に相場の変動に少しでも慣れることができます。どんなに情報収集して分かったつもりでも、自分のお金で投資しているほうがニュースなどの情報に敏感になりますし、長く投資をしているほうが相場の変動にも慌てなくなります。
文/編集・dメニューマネー編集部
【関連記事】
・人気の連載「新NISA」活用法
・つみたてNISAを今やるべき理由【PR】(外部)
・50代で「老後破産」する?定年前にやめるべき行為
・「老後資金」の作り方【PR】(外部)
・イデコに入っちゃダメな人の4つの共通点