【YES-NOクイズ】「雇用保険にはパートでも入れる」

2023/06/06 11:00

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働き方が多様化していることや、企業が非正規雇用を増やしてコストを抑えようとしていることから、以前にもましてアルバイトやパートなどへの注目が高まっているといえます。正社員ではない、こうした雇用形態は、柔軟に働ける反面、待遇の面で見劣りする面もあります。 雇用保険は、労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進のために、失業され

働き方が多様化していることや、企業が非正規雇用を増やしてコストを抑えようとしていることから、以前にもましてアルバイトやパートなどへの注目が高まっているといえます。正社員ではない、こうした雇用形態は、柔軟に働ける反面、待遇の面で見劣りする面もあります。

雇用保険は、労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進のために、失業された場合や教育訓練を受けようとする場合に、失業等給付を支給する仕組みですが、パートでも入れるのでしょうか?

そもそも雇用保険とは?

雇用保険とは、政府が管掌する強制保険制度で、労働者を雇用する事業は、原則として強制的に適用されます。

主に2つの機能があります。

一つは、労働者が失業してその所得の源泉を失なった場合などに、生活及び雇用の安定並びに就職の促進のために失業等給付及び育児休業給付を支給するというもの。

もう一つは、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進を図る(ためのニ事業を行う)というものです。

それでは果たしてバイトやパートの労働者は、雇用保険の被保険者になれるかというと、一定の条件を満たせば、なれます。答えはYES。

その条件とは、

(1)1週間の所定労働時間が20時間以上であること。 (2)31日以上引き続き雇用されることが見込まれること。(短期契約を繰り返す場合を含む)

です。なお、この基準が適用されるバイトやパートタイム労働者とは、1週間の所定労働時間が同一の適用事業に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間よりも短く、かつ、40時間未満であるものいう(厚労省)そうです。

文/編集・dメニューマネー編集部

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