マイナポイントが誤って振り込まれるなどマインナンバーカードのトラブルが盛んに報じられています。政府は再発防止に努めていますが、自分に起こるかもしれないので、どんなトラブルが起きているのかおさえておきましょう。
「病院で健康保険が使えない」──原因はシステム誤作動など
マイナンバーカードは保険証としても使えますが、病院で使えないというトラブルも起きています。
原因は、システムの誤作動やマイナカードの誤記、各区市町村での申請処理の遅れなどがあるようです。マイナ保険証が使えないと、医療費はその場で原則的に全額払うことになります。
対策としては、もとの保険証を持っておくか、保険証の番号を控えておくことです。2枚もカードを持つのは無駄に思えますが、新しくできたシステムだけに仕方ないでしょう。
「公金が振り込まれない」──子供も本人名義の口座を登録
マイナカードの公金受取口座で公金が振り込まれないというトラブルも起きていて、その理由は、本人の名義と口座情報が一致しないことが多いようです。子どもの公金受取口座に親の名義の口座を登録したケースも多いほか、他人の口座の誤登録もあるようです。
マイナカードが交付されたら、公金受取口座に自分の名義が正しくに登録されているのかマイナポータルで確かめましょう。
「マイナポイントが振り込まれない」──登録時に作業者がミス
マイナポイントが別の人に付与されてしまうというトラブルも起きています。
原因は、登録作業をする人のミスです。登録したらマイナポイントのアプリで自分の状況を確かめましょう。
このほかにも、コンビニで住民票や印鑑証明書を申し込んだら、過去のものや他人のものが交付されたというトラブルもあります。マイナポイントの誤登録と同様、自分では防ぎきれない内容もあります。
いずれにせよ、新たに登録したり、書類が交付されたりしたらマイナポータルやマイナポイントのアプリや、印刷物をしっかり確かめるようにしましょう。
文/編集・dメニューマネー編集部
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