知ってたら鼻タカ 日本でも楕円や四角だった硬貨。「円形」を提案したのは誰?

2021/08/27 10:05

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① 福澤諭吉 ② 大隈重信 ③ 伊藤博文 「なぜこの人がお札の肖像にならないのか」という意見も 今でこそ貨幣(コイン)はすべて円形ですが、明治以前は楕円形や四角形もありました。明治政府が貨幣を円形にしたわけですが、これに関わっているのが、当時大蔵参与を勤めていた(2)の「大隈重信」といわれています。 丸いお金のほうが四

① 福澤諭吉
② 大隈重信
③ 伊藤博文

「なぜこの人がお札の肖像にならないのか」という意見も

今でこそ貨幣(コイン)はすべて円形ですが、明治以前は楕円形や四角形もありました。明治政府が貨幣を円形にしたわけですが、これに関わっているのが、当時大蔵参与を勤めていた(2)の「大隈重信」といわれています。

丸いお金のほうが四角形に比べて使うときに便利、角がなく摩損が少ないといった意見を提案したそうです。明治2(1869)年に採用されました。大量生産するうえでも好都合だったとも言われています。

大隈重信は内閣総理大臣も2度務めていますし、お金の形を替えるきっかけとなった人物ですから、「なぜお札の肖像とならないのか」という声もあるようです。

近年、お札の肖像には、政治家より文化人を選ぶ傾向があるようです。政治家として生涯を終えた大隈重信がお札の顔となるときはくるのでしょうか……。

文/編集・dメニューマネー編集部
画像・emma / PIXTA

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