2024年に新しい紙幣が誕生し、新1万円札の肖像画は渋沢栄一、新5000円札は津田梅子、新1000円札は北里柴三郎の3氏になりますが、紙幣にはさまざまな偽造防止の技術が使われていて、インクや紙も特殊なものが使われています。 紙幣をつくるのにもお金がかかりますが、現在の発行・流通している紙幣はいくらくらいかかるのでしょう
2024年に新しい紙幣が誕生し、新1万円札の肖像画は渋沢栄一、新5000円札は津田梅子、新1000円札は北里柴三郎の3氏になりますが、紙幣にはさまざまな偽造防止の技術が使われていて、インクや紙も特殊なものが使われています。
紙幣をつくるのにもお金がかかりますが、現在の発行・流通している紙幣はいくらくらいかかるのでしょうか。「1000円札の原価は110円」は本当でしょうか?間違いでしょうか?
紙幣の価値は発行されてから決まる
日本の紙幣は政府ではなく日本銀行が発行しており、正式名称を日本銀行券といいます。製造しているのは国立印刷局です。これに対し、硬貨(貨幣)は政府が発行。製造しているのは造幣局です(国立印刷局、造幣局ともに独立行政法人)。
1000円札を作るのにどのくらいかかるかというと、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> によると約17円ほどとされています。答えはNOです。なお、5000円札も1万円札も同じ金額だといいます。
数十円で印刷・製造できる紙切れが数十倍から数百倍の価値を持った紙幣として使われているのは、紙幣や、発行している日銀(ひいては日本という国)に対する信頼があるからといえます。
文/編集・dメニューマネー編集部
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