コロナの影響や原材料の高騰によって、販売が終了したお菓子があります。たとえば、明治(明治ホールディングス <2269> )が販売していた「もぎもぎフルーツグミ」も今年になって生産が終わっています。ほかに、どんなお菓子がコロナ禍以降に販売が終わってしまったのでしょうか。
「もぎもぎフルーツグミ」──売上減少で生産が終了
頭に残るCMソングなどの影響で人気を集めた「もぎもぎフルーツグミ」は、2023年3月に販売を終了しました。
「もぎもぎフルーツグミ」は明治(明治ホールディングス <2269> )が製造。1996年に販売が始まり、20年以上売られてきましたが、売上が減ったことから生産終了に至ったそうです。
明治は4月4日、新たなグミとして「キシリッシュグミクリスタルミント」を発売しています。
「らあめんババァ」──原材料の高騰やコロナの影響で生産終了
よっちゃん食品工業が1994年から販売していた乾燥ラーメン菓子「らあめんババア」は、2020年8月末に販売が終わりました。
理由は原材料費の高騰。また、コロナ禍の影響もあるそうです。
類似品としては、おやつカンパニーのベビースターラーメン、やおきんのガリボリラーメンなどが挙げられます。
「きかんしゃトーマスとなかまたちチューイングキャンディ」──製造設備の都合で生産が終了
ロッテが販売する「きかんしゃトーマスとなかまたちチューイングキャンディ」も2023年3月で生産が終わり、いま売られているものは各店舗の在庫だけだそうです。終了の原因は、製造設備の都合だといいます。
このキャンディは1995年に発売されてから、約28年間、スーパーなどでよく見かけた人気のお菓子だったことから、TwitterなどのSN Sでは生産終了を惜しむ声が上がっています。
「サクマ式ドロップス」──製造会社の廃業で生産が終了
赤い缶でお馴染みの「サクマ式ドロップス」は2023年1月20日、製造販売をしていた佐久間製菓の廃業とともに販売を終了しています。
廃業の理由は、コロナ禍の影響や原材料価格の高騰です。
「サクマ式ドロップス」は、アニメ映画の『火垂るの墓』にも登場しました。
なお、よく佐久間製菓と混同されるサクマ製菓の「サクマドロップス」は、今も販売が続いています。
文/編集・dメニューマネー編集部
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