職場で上司・先輩を怒らせる「使わないほうがいい」3つの言葉

2023/06/26 10:00

仕事で上司や取引先とやり取りするとき、何気なく発したひと言がきっかけで、見下されているように感じさせてしまうことがある。どんな言葉は使わないほうがよいのだろうか? 1 「お世話様です」は目上の人に言うと失礼? 「お世話様です」というあいさつは丁寧に聞こえるかもしれないが、上司や取引先に使うのは失礼にあたるかもしれない。

仕事で上司や取引先とやり取りするとき、何気なく発したひと言がきっかけで、見下されているように感じさせてしまうことがある。どんな言葉は使わないほうがよいのだろうか?

1 「お世話様です」は目上の人に言うと失礼?

「お世話様です」というあいさつは丁寧に聞こえるかもしれないが、上司や取引先に使うのは失礼にあたるかもしれない。この言葉には、目上の人が部下などに対してねぎらいの気持ちを表す“ご苦労様”というニュアンスが含まれているからだ。

一方で“お世話になる”という言葉は尊敬語なので、目上の人に対しては「お世話になっております」「先日は大変お世話になりました」などと言うほうが賢明だろう。

いつもお世話になっていることへの感謝の気持ちを伝えたいなら、「いつもご指導いただきありがとうございます」と言うのもよい。

2 相槌でよく使う「なるほど」は?

相槌でよく使う「なるほど」も、上司や取引先に対して使うのは控えたほうがよいかもしれない。この言葉には、相手の話が道理にかなっていることを評価した上で同意する、というニュアンスが含まれるからだ。

相手を評価することは相手を敬うこととは違うので、目上の人に使うのはよくないとされているのだ。

中には気にしない人もいるだろうが、丁寧な言い方をしたいなら「おっしゃるとおりですね」「私もそのように感じます」などと言うほうがよい。

3 アドバイスをもらったときに「参考になりました」はNG?

上司や先輩からアドバイスをもらったときなどに、感謝の気持ちを伝えるつもりで「参考になりました」という人がいるが、失礼な言い方と捉えられてしまうことがあるので注意したい。

「参考」という言葉には「自分の考えを決めるときの足しにする」といった意味があるため、上から目線のような印象を与えかねない。

感謝の気持ちを伝えるときは、「勉強になりました」を使ったほうがよい。

ただ、この言い方はビジネスで耳にする機会が多く、社交辞令に聞こえることがあるので、「〇〇の部分が大変勉強になりました」のように具体的に伝えるとよいだろう。

文・廣瀬優香(フリーライター)
編集・dメニューマネー編集部

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