南の島の海のように澄んだ美しい青色をした宝石「アクアマリン」は、マリー・アントワネットが愛したともいわれているそうです。赤いイメージの「ガーネット」は、実はブルー以外のすべての色が存在する色彩豊かな宝石で、身につけると幸運になるといわれています。
このアクアマリンとガーネットですが、実は漢字で書けます。
「アクアマリン」──船乗りたちが航海のお守りにしていた
アクアマリンは漢字で「藍玉」と書きます。名前の由来は、ラテン語の「アクア」と「マリン」からきており、海水という意味を持ちます。
古代は「海を穏やかにする」と信じられており、船乗りたちが航海の無事を祈ってお守りにしていたそうです。
アクアマリンは採掘場所や色味・質感によってさまざまな種類があり、特に深く美しい色合いをもつものは「サンタマリア アクアマリン」と名付けられています。
かつてはブラジルやモザンビークでも採掘されていましたが、年々数は減少しており現在では希少です。
また、宝石言葉は「幸福・聡明」などで、心を穏やかにし安らぎと癒しを与えてくれるといわれています。日本では結婚4年目のメモリアルジュエリーとされています。
「ガーネット」──ザクロの実に似ていることがその名の由来
ガーネットは漢字で「石榴石」と書きます。ザクロの果実の実に似ていることからラテン語の「ガラナイツ」に由来し、日本名では「ざくろいし」と呼ばれています。
結婚してから25周年を銀婚式といいますが、結婚18年目の記念日は石榴(ガーネット)婚式と呼ばれています。
ガーネットの石言葉には、「真実」「情熱」「友愛」や、変わらない友情、愛などがあり、プレゼントやパワーストーンとして幅広い世代に愛されています。
日本では約16種類の宝石が採れるといわれており、ガーネットもその中の一つです。
宝石となるまでの量ではありませんが、日本で採れるものは赤みの濃い「アルマンディン」と呼ばれる種類のもので、かつては奈良県高芝市では紙やすりなどに使う材料として盛んに掘り出されていました。
文/編集・dメニューマネー編集部
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