大企業の役員を長く務めた秘書によると、高年収の人たちのビジネスの考え方には、ソニーや京セラ、マイクロソフトなど、誰もが知る世界的な企業の創業者たちのそれと似ている部分があるという。
共通点1 失敗を恐れない──マイクロソフト創業者も失敗を過程と考える
高年収の役員たちは、失敗を恐れず、失敗から学ぶことを大切にしており、これはマイクロソフト創業者ビル・ゲイツ氏の「成功を祝うのはよいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ」に通じるものがある。失敗を「結果」ではなく「過程」と考える人が多いのだ。
出世、ビジネス的な成功を収める人たちは、新しいことは最初失敗するのが当たり前で、失敗を繰り返しながら多く学ぶことをとても重要視していたという。
共通点2 好奇心が強い──ソニーの創業者も好奇心が強かった
「欲がない人間、好奇心のない人間に用はない」という、ソニーグループ <6758> の創業者・盛田昭夫氏の名言にもあるように、会社を成長させる役員たちはとにかく好奇心が強い。
好奇心を持って世の中の動きにアンテナを張り、流行しているものや、流行しそうなものをイチ早く見つける。それを事業につなげられる、好奇心旺盛な人がビジネスで成功できるのだという。
共通点3 感謝の気持ちを忘れない──京セラの創業者は常に言葉にしていた
高年収の人たちは、部下への感謝の気持ちを忘れない。
「常に周囲への感謝の気持ちを持ち、お互いに信じあえる仲間となって仕事を進めていくことが大切です」という言葉残した京セラ <6971> 創業者の稲盛和夫氏も、周囲への感謝の気持ちを何よりも大切にしていたそうだ。
一流の役員たちは、「この資料、早めに仕上げてくれて助かったよ」「いつもミスがないか確認してくれて、本当にありがとう」など、ちょっとした業務であっても、担当した部下への感謝の気持ちを言葉に出して伝ていたという。
文/編集・dメニューマネー編集部
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