「これまでに一番お金を使ったのは何に対してですか?」と聞かれて、「マイホーム購入」「クルマを買った」など明確に答えられる人もいれば、累計でたくさん使っていても何か一つのモノを手に入れるために使ったわけではないために、明確に答えられない人もいるでしょう。
たとえば、マイホームを買っていない人にとっても住宅費にはかなりお金を使っているはずです。
住宅費を含む「人生の三大費用」と言われるものがあります。他に「老後資金」も含まれますが、あと一つは何でしょうか?
人生の三大費用は「住宅費、老後資金、医療費」である──これは正しいでしょうか、間違いでしょうか?
計画的に貯めて使うこと
三大費用それぞれについて見ていくと、まず「住宅費」が入るのにはうなずけます。マイホームを買うならもちろん、賃貸でも毎月数万円から数十万円払うはずで、それが数十年となればかなりの額になります。
また「老後資金」もそれなりにかかります。いまや60歳で仕事を一切しなくなる人ばかりではありませんが、それは健康だからという理由だけではなく、年金だけでは暮らせないからということもあるでしょう。人生100年時代ともいわれる今、老後資金は以前にも増して準備の重要性が増しています。
最後の一つは「医療費」でしょうか?実は3つ目は「教育費」です。つまり答えはNOです。教育費とは子供にかかる教育費のことです。たしかに医療費もかかりますが、保険もありますし、高額な医療費がかかっても自己負担については上限があります。子供の数は減っていますが(減っているからこそ)、子供にかける教育費には糸目を付けないという保護者も少なくないでしょう。
これらの費用については、計画的に貯めて、使うことが欠かせません。
文/編集・dメニューマネー編集部
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