情報を伝える「アナウンサー」や「キャスター」。国際会議の場面や、海外作家の書いた本を楽しむときなどに欠かせない「通訳」や「翻訳」。これらの言葉は似ているようで内容は異なります。どんな違いがあるのでしょうか?
「アナウンサー」と「キャスター」はどう違う?
「アナウンサー」とは、正確な発音でスムーズに情報を伝える役割の人です。情報をニュース原稿にまとめて報道番組で読み上げるほか、映像に合わせたナレーションやスポーツ中継、番組のMCなどでも活躍します。
アナウンサーは番組出演だけでなくイベント司会なども行うため、話すことのスペシャリストと言えます。
一方、「キャスター」とはニュースキャスターの略で、解説を交えながらニュースを伝える役割の人です。総合司会者として番組を上手に回しながら、専門家やコメンテーターなどの意見を引き出し、まとめることも行います。
もちろん、キャスター自身もニュースの背景となる経済情勢を解説したり、自身の意見を述べたりして視聴者の理解を深めます。
アナウンサーは職業の名前ですが、キャスターは番組内での役割を指します。そのためキャスターに起用されるのはアナウンサーにとどまらず、ジャーナリストや記者、芸能人などさまざまです。
「翻訳」と「通訳」はどう違う?
「翻訳」とは、異なる言語の文章を読み手の言語の文章に変換する仕事です。翻訳者には異なる言語の文章を「読む力」と「書く力」両方のスキルが求められますが、とくに読解力が重要とされています。
一方、「通訳」とは、異なる言語を持つ人同士の会話を手助けするために、言語を変換する仕事です。通訳には大きく分けて3つの方法があります。3つの方法とは同時通訳、逐次通訳、ウィスパリングです。
文/編集・dメニューマネー編集部
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