夏休みに自動車で旅行をするつもりなら、値上がりが続くガソリンを安く給油するなど、節約する方法をおさえておこう。

ガソリンを安く入れる

ガソリンスタンドでは、提携クレジットカードなどがあるとガソリン代が安くなるが、たとえ持っていなくても、安く給油する方法がある。

パンクや故障などの時に来てくれるJAF（日本自動車連盟）に入っていると、全国の給油所が1万2000を超える給油所があるENEOS（ENEOSホールディングス <5020> ）、同じく5000以上のapollostation（出光興産 <5019> ）のスタンドで割引を受けられる。

JAFの会員でなくても、福利厚生サービスのベネフィット・ステーションで会員になっていると、全国のコスモ店舗で使える「ベネフィット・ステーション専用給油カード」を提示すれば、1リットルあたり1～2円ガソリンが安くなる。

JAFとベネフィットステーションの優待は割引除外店舗もあり、対象店舗は会員サイトで確かめられる。

JAFは年会費と入会金で6000円（個人会員）で、ベネフィットステーションは勤務先の総務に確認にすれば、使えるか分かるはずだ。

高速道路を走ってマイレージを貯める

高速道路を使うなら、年会費入会金が無料の「ETCマイレージサービス」に登録してポイントを貯めると、通行料に充てられるので、結果として高速料金が安くなる。

ポイントの付き方や還元率は道路会社によって異なるが、NEXCO東日本や中日本などでは、支払った高速料金10円につき1ポイント貯まり、1000ポイント貯まると500円の通行料金に充てられる。

たとえば東京から大阪市のユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）に行くために、東京の東京ICからUSJ最寄りのユニバーサルシティICまで行くと、片道1万2990円（通常の所要時間約5時間の最短ルート）、往復で2万5980円かかるので、往復すれば1000円分のポイントが貯まる。

安い駐車場を予約しておく

長い時間ドライブしてようやく到着して意外と困ることが多いのは、「駐車場がない」という問題だ。たとえ見つかっても、時間料金がとても高いこともある。

そこで、事前にスマホでやすい駐車場を見つけて予約しておくとよいだろう。

たとえば海遊館（大阪市）周辺の駐車場を駐車場予約サービス・akippaで探すと、土日の1日料金が1500円の駐車場をはじめ、海遊館のメイン駐車場（土日の最大料金2000円）と比べ安い駐車場が見つかる。

このほかにも、同様に駐車場を予約できるサービスPeasyなら、30分間無料で駐車場をキープできるほか、ｄポイントが貯まる。

2023年11月13日までは関東と関西限定で、初回利用者のみを対象に、ポイント還元率を10%にアップ（通常1%）するキャンペーンをしている。

さらにｄカードやｄカードゴールドで払えば計20％還元される。

文/編集・ｄメニューマネー編集部

【関連記事】
・50代で「老後破産」する？定年前にやめるべき行為
・ブラックリストでも作れるクレカ5選【PR】（外部）
・人気の連載「新NISA」活用法
・「老後資金」の作り方【PR】（外部）
・「dジョブスマホワーク」で高ポイントをもらう方法