「そろそろエアコンを買い替えようか」と考えているなら、自治体によっては補助金や特典がもらえることがあります。またせっかくなら電気代も抑えられる省エネタイプを検討するとよいでしょう。
省エネエアコンを買うと補助金が出る自治体
省エネエアコンを買って自治体から出る補助金の額や対象者は自治体ごとに異なります。最大1万円のところもあれば、5万円という自治体も。対象者も全世代向けから高齢者向けとさまざまです。
またエアコンだけではなく省エネ家電を対象としている自治体もありますが、事前申請や対象店舗で買うなどの条件があるケースも多いため確かめおきましょう。
補助金がもらえる自治体と補助の例
埼玉県熊谷市……1台につき1万円
愛知県一宮市……1世帯につき1回まで1~3万円
大阪府東大阪市……65歳以上の世帯に上限5万円
福岡県福岡市……購入額の1/3、最大3万円
省エネ家電を買うと温泉旅館宿泊券やロボット掃除機などが当たる?
補助金ではなく、特典がもらえる自治体もあります。
対象となる家電は、星の数が多いほど省エネになる「統一省エネルギーラベル」などの条件があります。
特典は自治体により内容は異なり、補助金と同じく対象店舗で買うのが条件となることがあります。
補助金以外のキャンペーンを行う自治体の例
仙台市……温泉旅館宿泊券などが抽選で当たる
千葉県……お好きなキャッシュレス最大3万ポイントもらえる
埼玉県……ロボット掃除機などが抽選で当たる
どれくらいお得になるか調べる方法はある?
いくら省エネで電気代が安くなるといっても、家電は安いものではないので、どれほどの効果があるのか心配でしょう。それなら、環境省が運営するウェブサイト・買い替えナビの「しんきゅうさん」で、省エネ家電への買い替えで実際どのくらいお得になるかネットで簡単に調べるとよいでしょう。
今使っているエアコンの購入年と部屋の広さ、メーカー、型番を入れ、次に買う予定のエアコンについて入力すると、年間どのくらい電気代が安くなるのかを比べられます。
たとえば2013年に買った8~12畳用のパナソニック製(パナソニックホールディングス<6752> )のエアコンを同じ条件で新しいものにすると、年間6,350円安くなるという結果になりました。
エアコンの寿命は10年ほどといわれます。古くなって買い替えを検討しているなら、省エネ製品に買い替えて、補助金や特典をもらった上で電気代を安くしましょう。
文・佐々木佐奈(ライター)
編集・dメニューマネー編集部
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