台風が立て続けに来た8月、「防災セット」を買い揃えようと考えた人、自宅のセットの中身を確かめた人も少なくないでしょう。セットで販売されているものは、数千円から買えますが、高いものだと数万円しますし、セットに含まれるグッズすべてが必要なわけではありません。そこで活用したいのが「百均」です。百均グッズには、防災用品として使えるものがあります（文中価格は税込み）。

電池・充電池──ラジオや懐中電灯の電力として

ラジオや懐中電灯などで使う電池は百均で手に入ります。たとえば単3～5電池であれば5本、単1・単2電池は1本が110円で買えます。

単3電池を入れれば、単1や単2として使える電池チェンジャー（アダプター）も110円のため、単1や単2ではなく、単3電池だけたくさんストックしておくのもよいかもしれません。

保冷剤──停電時に便利に使える

停電でクーラーや冷蔵庫が使えない場合に備えて、保冷剤もあると安心です。1kgの大量量保冷剤も110円で売られています。暑い夜に氷枕としても使えます。

アルミシート──雨風を防ぐ、食品保存と何役もこなす

アルミシートは、保冷剤と一緒に食品を包めば冷たい状態を長時間保てますし、雨や風、寒さを防いだり、避難した場所で座ったり横になったりる際の座布団、布団がわりになります。

レトルトおかゆ──手軽に食べられる防災食

加熱したり水を入れたりせず、そのまま食べられるレトルトおかゆも、百均で手に入ります。賞味期限も1年以上と長いため、自宅にストックしておけば体調不良のときにも使えます。

携帯トイレ──車中で渋滞時の緊急使用にも

液体を固める吸水性ポリマーとジッパーがついた携帯トイレも110円で買えます。トイレが使えないとき悪臭を防げるので、数日分だけでも用意しておくとよいでしょう。

サイズが小さいので、普段は車に置いておけば渋滞時の備えにもなります。

「防災の日」にあわせてグッズを見に行っては？

このほかにも、モバイルバッテリーや、各種のキャンプ用品など、災害からの避難時に役立つグッズがたくさんあります。もうすぐ「防災の日」なので、この機会に一度、百円ショップに防災グッズを見に行ってもいいかもしれません。

文/編集・ｄメニューマネー編集部

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