楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=fuelle編集部)

楽天カードと楽天銀行を申し込む場合、
先に楽天カードから手続きを始めるのがおすすめです。 順序によって損をすることはありませんが、楽天カードから申し込むと他のサービスとスムーズに連携できます。

さらに、楽天カードの作成と楽天銀行の口座開設が完了したら、次に楽天証券を申し込むのもおすすめです。
3つのサービスを連携させることで、金利が優遇され、楽天ポイントも貯まりやすくなります。

本記事では、楽天カードと楽天銀行はどちらが先?という疑問に対する答えから、申し込みと開設のステップ、楽天のサービスを連携させるメリットを詳しくまとめました。楽天カードと楽天銀行への申し込みを検討中の人はぜひ参考にしてみてください。

楽天サービスに申し込む順番
  1. 楽天カード:郵送までに1週間以上かかる
  2. 楽天銀行:すぐに作れるのでカードがある状態がベスト
  3. 楽天証券:カードと銀行を紐づけてポイントアップ

楽天カードと楽天銀行はどちらが先?おすすめの順番

1.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=fuelle編集部)
サービス名 順番のポイント
1 楽天カード
楽天カード 申し込む
申込からカード郵送までに
1週間〜10日かかる
2 楽天銀行
楽天銀行 申し込む
楽天カードと紐づけると
金利とポイントがアップする
3 楽天証券
楽天証券 申し込む
カード/銀行があると
ポイントが貯まりやすい

楽天カードと楽天銀行では、先に楽天カードを申し込むのがおすすめです。なぜなら、楽天カードの方が作成までに時間がかかるためです。

楽天カードの公式サイトには、以下の記載があります。

カードは「お申し込み受付のお知らせ」メール到着後、通常約1週間~10日前後でのお届けとなります。
引用:楽天カード|お申し込みの流れ

一方で、楽天銀行の公式サイトにある記載は以下の通りです。

口座開設が最短で翌営業日に完了し、初期設定後、すぐに楽天銀行のサービスがご利用いただけます。
引用:楽天銀行|口座開設する

楽天銀行より楽天カードの方が、手続き完了までに時間がかかります。

楽天カードの引き落とし口座を楽天銀行に設定すると、普通預金金利が上昇する、毎月楽天ポイントが付与されるなどのメリットがあります。また、楽天カードを先に作っておくと、楽天銀行の口座開設時にすぐに連携を済ませることが可能です。

楽天カードの詳細はこちら
(公式サイト)

次に、申し込み方法を解説します。具体的な手順は以下の通りです。

それぞれの手順について詳しく解説していきます。

楽天カードと楽天銀行の申し込み&開設ステップ1:楽天会員の登録

楽天カードと楽天銀行に申し込む前に、楽天会員の登録をしておくとスムーズです。楽天会員の登録を済ませておくと、個人情報の入力を省略できます。

楽天会員の登録が済んでいない人は、楽天の公式サイトにいきましょう。最初にトップページにある楽天会員登録のボタンをクリックします。

2.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=楽天公式サイトより引用以※以下、同様)

メールアドレスとユーザID、パスワードの入力画面に進みます。今後ログインに必要な情報になるので、忘れないようにメモしておきましょう。

3.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

次に名前の入力と規約の同意を求められます。規約の内容を確認してすべての入力が完了したら、同意して「次へ」を押します。

4.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

入力内容をチェックして、問題なければ「登録する」を選択します。

5.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

これで楽天会員の登録は完了です。

楽天カードの詳細はこちら
(公式サイト)

楽天カードと楽天銀行の申し込み&開設ステップ2:各種エントリー

楽天のサービスの申し込み前には「スタート1000」というキャンペーンを利用しましょう。スタート1000では、初めて利用する楽天のサービスに事前エントリーすると、特典として1,000ポイント以上を獲得できます。

スタート1000の楽天カードに関する条件と特典は以下の通りです。

条件
①当キャンペーンにエントリーする
②①と同月内に、楽天カード/楽天PINKカード(18歳以上:高校生不可)を申し込む
③カード申込日の翌月末までに1円以上、1回以上対象カード(楽天カード/楽天PINKカード)を利用する
④カード申込日の翌々月25日までに口座振替設定を完了する
特典
【特典1】新規入会特典…2,000ポイント(通常ポイント)
【特典2】カード利用特典… 3,000ポイント(期間限定ポイント)
引用:スタート1000|楽天カード

楽天銀行に関する特典は以下の通りです。

条件
①エントリー期間中に、当キャンペーンにエントリーすること。
②口座開設申込期間中に、本ページの口座開設ボタンから楽天銀行口座の開設申込を行うこと。
③入金期間内に本キャンペーンで新規開設した本人名義の楽天銀行口座に、「ATMから入金」または「他行から振り込み」にて20,000円以上入金をすること。
④入金期間内にハッピープログラムにエントリー済(楽天会員リンク登録)であること。
⑤特典ポイント受取期間中にご自身で特典ポイントの受け取りの手続きを行うこと。
特典
1,500ポイント
引用:スタート1000|楽天銀行

特典の対象となるためには、スタート1000の公式サイトから申し込む必要があります。

スタート1000は2023年7月から開催されているキャンペーンです。今後、条件の変更や予告なく終了する可能性もあるので、気になった方は早めに申し込みしましょう。

楽天カードと楽天銀行の申し込み&開設ステップ3:楽天カードの申し込み

楽天カードの申し込み手続きは、およそ15分ほどで完了します。

楽天カードを申し込む際は、最初にスタート1000の公式サイトにいき、楽天カードの欄から5000ポイントGET!のボタンをクリックします。

6.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=スタート1000公式サイトより引用※以下、同様)

楽天カードのページが開くので、さっそくカードを申し込むをクリックします。

7.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

次に楽天IDの有無を聞かれます。すでに登録済みのため、楽天IDをお持ちの方を選択しましょう。

8.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

楽天IDに登録されている以外の情報の入力を求められます。現在の住所や電話番号などを確認し正しく入力しましょう。

9.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

入力内容に問題がなければ、以下の規約に同意して追加内容を確認する、をクリックします。

10.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
11.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

基本情報を入力する画面に進みます。まずは好きなカードブランドやデザインを選びましょう。名前や住所、電話番号などは登録済みのため、入力する必要はありません。

12.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
13.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

下にスクロールしていくと、現在の居住状況や、年収、預貯金額などの入力を求められます。虚偽の記載や入力間違いなどがあると審査に影響が出てくることがあるので注意しましょう。

すべての入力が完了したら、次へをクリックします。

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15.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
16楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

次に職業に関する内容の入力欄に進みます。勤務先名や勤続年数、職種、業種などを間違いなく入力します。

17.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
18.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

最後に引き落とし口座を設定します。引き落とし口座は後からでも変更が可能です。ここでは、現時点でお持ちの銀行口座情報を入力しましょう。

19.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

銀行口座の入力が完了したら、楽天カードより金融機関への通知が行われます。

20.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

最後に今まで入力した内容を確認して、「申し込む」をクリックすると手続きが完了し、楽天カード側の審査が始まります。

審査結果が出てからカードが手元に届くまでは、1週間〜10日ほどかかります。審査結果はメールで送られてくるので、定期的にメールボックスを確認するといいでしょう。

カードが届いたら、裏面に署名をすることで買い物に利用できるようになります。

楽天カードの詳細はこちら
(公式サイト)

楽天カードと楽天銀行の申し込み&開設ステップ4:楽天銀行の口座開設の申し込み

楽天銀行の申し込み手続きは、およそ15分ほどかかります。

スタート1000の公式ページから楽天銀行を探し、1500ポイントGET!のボタンをクリックします。

21.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=スタート1000公式サイトより引用※以下、同様)

楽天銀行の申し込み画面に進むので、無料口座開設はこちらをクリックします。

22.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

個人情報の入力画面に進みます。

楽天IDに情報が登録されている場合は自動で入力されています。住所や電話番号の変更があった場合は正しいものに修正しましょう。

23.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

次に居住国と職業の欄に進みます。ご自身の今の状況を正しく入力するようにしてください。

24.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

カードの選択画面に進みます。楽天銀行では「デビット機能付きキャッシュカード」「クレジット機能付きキャッシュカード」の2枚から選べます。カードの種類やランク、特典によって無料、有料が異なるので、ご自身にあったものを選ぶといいでしょう。

25.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
26.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

口座の利用用途と本人確認書類の選択に進みます。利用用途はもっとも近いもの、本人確認書類は用意できるものにチェックを入れてください。

27.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

本人確認書類の送付方法は「スマートフォンアプリ」と「郵送」の2種類があります。郵送は発送の手間や移動時間が発生するので、スマートフォンで提出する方法がおすすめです。

28.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

オプションサービスの入力を行います。合わせて楽天証券が選択できますが、公式サイトで直接申し込む場合とポイントが異なります。ポイントを多く獲得したい人は、チェックを入れないようにしましょう。

29.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

最後に紹介コード(持っている人のみ)と同意事項を確認後にチェックを入れます。すべての入力が完了したら、確認画面に進みましょう。

30.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

楽天銀行の審査は最短翌営業日に完了します。審査が完了したら、転送不要の簡易書留で「ThankYouレター 初期設定ガイド」という書類が届きます。

書類にはキャッシュカードが同封されており、全国のATMでの入出金や買い物での決済に利用できます。

楽天カードの詳細はこちら
(公式サイト)

楽天カードと楽天銀行を申し込んだ後にすべきお得な設定

31.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=fuelle編集部)

楽天カードと楽天銀行を申し込んだ後は、次の2つの設定をするのがおすすめです。

楽天カードではポイント還元率1.0%と数々の特典、楽天銀行ではステージによってATM手数料や送金手数料が無料になりますが、2つを連携することで、さらに多くのメリットが享受できます。

2つの設定をすることで、どのようなメリットがあるか詳しく見ていきましょう。

楽天カードの引落先を楽天銀行に変更する

楽天カードの引き落としを楽天銀行に変更すると以下のメリットがあります。

【楽天カードの引き落としを楽天銀行に変更するメリット】
  • 普通預金の金利が0.02%→0.04%に優遇
  • ステージによって毎月ポイント獲得
  • SPUでポイント還元率が最大1%上昇

楽天銀行では、普通預金の金利が0.02%に設定されていますが、楽天カードの引落先にすることで0.04%にまで上昇します。

【各銀行の普通預金の金利比較(税引き前)】
楽天銀行 0.04%(楽天カードの引き落とし設定後)
三菱UFJ銀行 0.001%
みずほ銀行 0.001%
三井住友銀行 0.001%

もともとの金利は高いですが、さらに優遇されます。

また、SPU(スーパーポイントアップ)のプログラムで、ポイント還元率が最大1%上昇します。

SPU(スーパーポイントアップ)とは、対象サービスの条件を達成すると、楽天市場でのお買い物がポイントアップするプログラムです。
引用:楽天市場|SPUとは?

楽天市場での買い物でさらに多くのポイントを獲得できます。

楽天銀行を楽天カードの引き落とし口座に設定するには、楽天e-NAVIにログインのトップページから、お支払い口座の照会・変更を選択します。

32.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=楽天カード公式サイトより引用※以下、同様)

支払い口座の照会・変更ページに飛んだら、下にスクロールして楽天銀行を選択し、支店と口座番号を入力します。

33.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

楽天銀行の口座開設が済んだら、忘れずに変更手続きも行いましょう。

楽天カードの詳細はこちら
(公式サイト)

楽天銀行ハッピープログラムにエントリーする

引き落とし口座設定後にハッピープログラムにエントリーすると、ステージに応じてさまざまなメリットがあります。具体的には以下の通りです。

【ハッピープログラムにエントリーするメリット】
  • ステージごとにポイントがプレゼント
  • 楽天ポイントを振込手数料等に利用できる
  • ATM手数料が最大7回/月、振込み手数料が最大3回/月まで無料に

ハッピープログラムとステージの概要については以下の通りです。

【ハッピープログラムの会員ステージの条件と特典】
条件 ATM手数料
無料回数
他行振込
手数料
毎月の
獲得ポイント
スーパーVIP 残高300万以上または
取引回数30件以上
7回/月 3回/月 9ポイント
VIP 残高100万以上または
取引回数20件以上
5回/月 3回/月 9ポイント
プレミアム 残高50万以上または
取引回数10件以上
2回/月 2回/月 6ポイント
アドバンスト 残高10万以上または
取引回数5件以上
1回/月 1回/月 3ポイント
ベーシック なし なし 3ポイント

ハッピープログラムにエントリーするには、楽天銀行側で楽天会員リンク登録を行う必要があります。

34.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

楽天銀行にログインし、登録を済ませましょう。

35.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

楽天会員リンク登録を申請してから登録完了するまでは、2~3日の時間がかかるので注意してください。

楽天カードと楽天銀行を利用するなら楽天証券も申し込もう!

36.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=fuelle編集部)

楽天カードの作成、楽天銀行の口座開設が完了したら、楽天証券に申し込むのがおすすめです。楽天証券では国内株式取引手数料が0円、合計2,613本の投資信託の取り扱い、合計593銘柄の米国株を購入できるなど、豊富な商品を取り扱っています。また、口座開設は無料で、取引をしなくても口座管理料がかかりません。

楽天証券は楽天銀行申し込み時のオプションとしての開設ができます。この方法だと入力の手間が省けますが、もらえるポイントが少なくなるので注意が必要です。

最大限ポイントを獲得するには、スタート1000の公式サイト経由で申し込むことをおすすめします。

楽天証券をお得に口座開設するためには、以下の手順を踏むようにしてください。

まずはスタート1000の公式サイトで楽天証券を探し、最大2000ポイントGET!のボタンをクリックします。

37.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=スタート1000公式サイトより引用※以下、同様)

楽天証券のページで、さっそく口座を開設するを選択します。

38.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

楽天会員IDとパスワードを入力してログインすると、楽天証券の申し込みページに進みます。国籍と本人確認書類の種類を選択してください。

39.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

続いて、個人情報の画面に進みます。名前や住所、電話番号の確認と、投資経験や自身の保有資産額などを入力します。すべての入力が完了すると、楽天証券によって審査が行われ、問題なければログインIDと初期パスワードが送付されてきます。
審査には通常、1~3営業日かかります。
引用:楽天証券|口座開設から手続きまで

ログインIDと初期パスワード受け取り後、初期設定とマイナンバーの提出が完了すると取引を始められます。

\楽天ポイントが貯まる!/

楽天証券でつみたてNISAを始める
(公式サイト)

楽天証券の申し込みタイミングはいつ?

楽天証券は、楽天カードと楽天銀行を申し込んだ後に口座開設するのがおすすめです。なぜなら、前の見出しでも説明した通り、スタート1000経由で口座開設するとポイントを獲得できるのと、マネーブリッジへの連携がスムーズになるためです。

ただし、スタート1000経由では個人情報の入力を別で行う必要があるため、手間を抑えたい場合は楽天銀行と楽天証券を同時開設するのもいいでしょう。次からは、同時開設する手順を解説していきます。

まずはスタート1000の公式サイトから楽天銀行を探し、無料口座開設はこちらを選択します。

40.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=スタート1000公式サイトより引用※以下、同様)
41.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

次に、個人情報の入力、職業と国籍、カードの種類などを選びます。楽天会員登録が済んでいると一部は入力済みなので、空欄を埋めましょう。

42.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
43.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

下にスクロールしていくと、オプションサービスに「楽天証券口座」という欄があります。楽天銀行と楽天証券を同時開設する場合は、忘れずにチェックを入れましょう。同時開設することで、楽天証券での入力の手間を省略できます。

44.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

最後に本人確認書類を提出し、同意事項を確認しチェックを入れると手続きが完了します。

45.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
46.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

審査に通過すると、楽天証券よりログインIDとパスワードが記載されたメールや書類が送られてきます。これらの情報を元にログインし、暗証番号の設定や勤務先の登録、マイナンバーカード(未提出の場合)を提出することで取引を始められます。

楽天銀行と楽天証券でマネーブリッジを設定する

楽天銀行と楽天証券の口座開設が完了したら、マネーブリッジを設定しましょう。マネーブリッジとは楽天銀行と楽天証券の両口座を連携すると、さまざまなメリットを享受できるサービスのことです。

具体的なメリットは以下の通りです。

【楽天銀行と楽天証券でマネーブリッジを設定するメリット】
  • 普通預金金利が最大0.1%に優遇
  • 自動入出金(スイープ機能)

マネーブリッジを設定することで、普通預金金利が「0.1%」にまで上昇します。楽天カードを連携するよりも高い金利が付与されるので、なるべく早めの設定をおすすめします。

また自動入出金(スイープ機能)という、楽天証券と楽天銀行の資金移動サービスを利用できます。具体的な機能は以下の通りです。

自動入出金(スイープ)とは楽天銀行と楽天証券の資金移動サービスです。
銀行口座と証券口座を資金が自動で移動するので、お客様による入出金の操作の必要がありません。
引用:楽天証券|自動入出金(スイープ)

自動入出金(スイープ機能)を利用すると、楽天証券に入金する手間が不要になります。

マネーブリッジの申し込みは、楽天銀行にログインした後に、メニューの資産運用→マネーブリッジを選択します。

47.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=楽天銀行公式サイトより引用※以下、同様)
48.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

規約の確認と暗証番号を入力して、申込を選択すると手続きが完了します。

49.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?

申し込み完了が17時前であれば当日19時頃、休日や19時以降であれば翌営業日扱いとなります。

楽天カード、楽天銀行、楽天証券を連携するメリットとは

20.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=fuelle編集部)

楽天カード、楽天銀行、楽天証券をそれぞれ連携するメリットを一覧表でまとめました。具体的には以下の通りです。

【楽天カード、楽天銀行、楽天証券を連携した時のメリット】
組み合わせ メリット
楽天カードと楽天銀行 普通預金の金利が0.02%→0.04%に優遇
ステージによって毎月ポイント獲得
SPUでポイント還元率が最大1%上昇
引き落とし口座設定時に200ポイント付与
楽天カードと楽天証券 楽天カードで投資信託の積立を
するとポイント0.5%還元
楽天銀行と楽天証券 普通預金金利が最大0.1%に優遇
自動入出金(スイープ機能)
楽天銀行で配当金を受け取ると1件につき
10円の現金を獲得(期間限定)

楽天カードと楽天銀行の連携は、ステージによって毎月ポイントがもらえることに加え、SPUの還元率が上昇し楽天市場での買い物でポイントが貯まりやすくなるなど、メリットの数が多いです。順序としては最初に作成に時間がかかる楽天カードを作り、次に楽天銀行の申し込みを進めるといいでしょう。

楽天カードと楽天証券の連携では、楽天カードで投資信託の積立をするとポイントが0.5%還元されます。売却益が一定額無課税となる仕組みのNISAと併用しての利用がおすすめです。

楽天銀行と楽天証券の連携では、普通預金金利が最大0.1%に優遇され、自動で楽天証券の口座に残高が反映されます。楽天証券に振り込みする必要がなく、入金の手間を省けます。

また、期間限定で、楽天銀行で配当金を受け取ると1件につき10円の現金を獲得できるキャンペーンも開催されているので、合わせて利用してみてください。

楽天カードの詳細はこちら
(公式サイト)

楽天カード、楽天銀行、楽天証券を連携するデメリット(注意点)

51.楽天カードと楽天銀行はどちらが先?
(画像=fuelle編集部)

楽天カード、楽天銀行、楽天証券をそれぞれ連携するデメリットは特にありません。注意点としては以下が挙げられます。

【楽天カード、楽天銀行、楽天証券を連携するデメリット】
  • それぞれのサービスを連携させて最大限メリットを享受するには手続きが必要
  • 各サービスで審査時間が異なる

楽天カード、楽天銀行、楽天証券、それぞれ作成、開設の手続きが完了するだけでは連携が行われません。引き落としの設定やマネーブリッジなど、各サービスにログインして、連携の手続きを行う必要があります。

また、3つのサービスで審査や口座開設までにかかる時間が異なります。中でも楽天カードは申し込みから審査、郵送までの時間は最長10日ほどと長いので、時間に余裕を持っての手続きがおすすめです。

楽天カードと楽天銀行はどちらが先?に関する質問

楽天銀行と楽天証券どちらが先?
楽天銀行と楽天証券では、先に楽天銀行の口座を開設するのがおすすめです。楽天証券を先に開設して損をすることはありませんが、楽天銀行の口座があると、マネーブリッジへの連携がスムーズです。

マネーブリッジとは両口座を連携するサービスのことで、普通預金金利が0.1%になる、楽天銀行の残高が楽天証券に自動で反映され入金の手間がなくなる、といったメリットがあります。

楽天銀行や楽天証券は、スタート1000の公式サイトから申し込みし、条件を満たすとポイントがもらえます。申し込みを検討している人はぜひ利用してみてください。

楽天カードと楽天銀行カードはどう違いますか?
楽天カードと楽天銀行カードの違いは以下の通りです。

楽天カードと楽天銀行カードの違い一覧
楽天カード 楽天銀行カード
年会費 無料 無料
ポイント還元率 1.0% 1.0%
国際ブランド Mastercard、VISA、
アメックス、JCB
JCB
楽天ポイント
カード機能
あり なし
家族カード あり なし
特徴 買い物やキャッシングサービス
(金利あり)に利用できる
楽天銀行の
キャッシュカードと一体型

楽天銀行カードは、クレジットカードとしてだけでなく、楽天銀行のキャッシュカードとしても利用できます。楽天カードの機能を受け継いでいて、年会費無料でポイント還元率も1.0%と高いです。

ただ、楽天銀行カードは、国際ブランドを選べず家族カードを作れないなどデメリットもあります。そのため、楽天カードと楽天銀行のデビットカードの2枚を持つのがおすすめです。

楽天カードと楽天銀行カードを一緒にすることはできますか?
楽天カードと楽天銀行カードは一緒にすることはできません。楽天カードを持っている場合、楽天銀行ではデビットカードもしくは楽天銀行カード以外のクレジットカードを申し込む必要があります。

Q.楽天カードを持っているが、楽天銀行カードを別途申し込みしたい
A.申し訳ございませんが、楽天カードと楽天銀行カードの両方をお持ちいただくことはできません。
引用:楽天カード|楽天カードを持っているが、楽天銀行カードを別途申し込みしたい

楽天銀行カード1枚にしたい場合は、楽天e-NAVIメニューの「カードの追加・切り替え」から手続きを行います。

楽天銀行カードを持っている場合、楽天カードを2枚持つことはできますか?
楽天銀行カードを持っている場合、楽天カード自体を持つことができません。楽天カードを2枚持てるのは以下のケースです。

・楽天カードのみを持っている
・楽天カードと楽天銀行デビットカードを持っている
・楽天カードと楽天銀行カード以外のクレジットカード(ジョーヌカード、セディナカード)を持っている

楽天カードを2枚持つ場合、別の人でも使えて利用明細を分けられるメリットがあります。ただ、与信枠が増えるわけでなく、それぞれで分け合う必要があることを覚えておきましょう。

楽天カードは2枚目が作れないのはなぜですか?
楽天カードの2枚目が作れない理由は、以下が考えられます。

・楽天PINKカードを持っている
・年会費が有料となる楽天カード(一部カードを除く)を持っている
・楽天銀行カードを持っている
・楽天ANAマイレージクラブカードを持っている
・楽天カードアカデミーを持っている
引用:楽天カード|2枚目のカード

楽天カードは一人2枚まで持てますが、上記の種類のカードを持つ人は追加で作れません。2枚目を作る予定のある人は、通常の楽天カードを申し込んだ方が無難です。

楽天銀行カードで楽天ポイントがつかないのはなぜですか?
楽天銀行カードで楽天ポイントがつかない理由として、主に以下の支払いが考えられます。

・楽天市場での送料、ラッピング、クーポン利用分
・明細書発行費用
・楽天ETCカード年会費
・カード切替手数料
・カードショッピングの手数料(3回以上の分割払いなど)
引用:楽天市場|楽天市場お買い物時のポイント付与対象金額の変更(2022/4/1更新) 楽天カード|カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先

通常のショッピング以外の明細書や年会費、カードに関する手数料の支払いなどにはポイントが付与されないので注意しましょう。

楽天カードで口座登録をしないとどうなる?
楽天カードで口座登録をしなくても、カードを作り利用できます。しかし、口座の登録がない場合、完了するまでの支払い方法は銀行払込(コンビニ払い)となります。

Q.引き落とし口座を登録していない場合のお支払い方法について
A.口座情報をご登録いただいていない場合、カードはご利用はいただけますが、口座登録が完了するまでのお支払い方法は「銀行払込(コンビニ払い)」となります。
引用:楽天カード|引き落とし口座を登録していない場合のお支払い方法について

銀行振込やコンビニ払いの場合は、所定の手数料がかかるので注意してください。

振り込みの手間や手数料が発生するため、楽天カード含むクレジットカードを利用する際は、申し込みの段階で銀行口座を登録しておくといいでしょう。

“権田翔一郎”
クレジットカードやカードローン、株式投資やFX、暗号資産分野を得意とするフリーランスのライター。金融ジャンル全般、海外ビジネス、英文の翻訳記事など実績多数。「読者にわかりやすく伝え、行動を促す」をモットーに執筆を行っている。2019年10月からベトナムに移住し、ハノイで不動産を保有。現在は日本とベトナムの二重生活を送りながら、起業の準備をしている。
クレジットカードやカードローン、株式投資やFX、暗号資産分野を得意とするフリーランスのライター。金融ジャンル全般、海外ビジネス、英文の翻訳記事など実績多数。「読者にわかりやすく伝え、行動を促す」をモットーに執筆を行っている。2019年10月からベトナムに移住し、ハノイで不動産を保有。現在は日本とベトナムの二重生活を送りながら、起業の準備をしている。