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1株で優待をもらえる!少額で保有できる銘柄10選
株主優待は100株単位で実施している企業が大半ですが、 中には1株で優待を受けられる銘柄もあります。
1株単位なら100株に比べて少額から投資できます。
例えば株価1,000円の銘柄に投資する場合、単元株なら10万円(1,000円×100株)必要です。しかし、1株で購入できる銘柄なら1,000円のみで投資できるので、初心者でも株主優待の恩恵を受けられます。
そこで本記事では、1株で優待を受けられる初心者におすすめの銘柄を10個紹介します。
なお、1株優待の銘柄を取引できる証券会社は限られています。もし少額で優待の恩恵を受けたいなら、まずは対象の証券会社で口座開設をしましょう!
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1株で優待をもらえる!少額で保有できる銘柄10選
1株の保有で優待をもらえる銘柄を紹介します。
企業名(銘柄コード) | 優待内容 |
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ニップン(2001) | 自社グループ商品の優待販売 |
パソナグループ(2168) | 淡路島飲食施設30%OFFクーポン 淡路島アトラクション50%OFFクーポン |
上新電機(8173) | 5,000円分(200円券×25枚)の株主優待券 |
ダイドーグループ ホールディングス(2590) |
グループ商品の優待価格販売 |
デンカ(4061) | 自社グループ製造化粧品の優待価格販売 |
日本ケミファ(4539) | 自社ヘルスケア商品の優待セール |
テルモ(4543) | 自社製品の優待販売 自社オリジナルカレンダー |
三菱マテリアル(5711) | 貴金属製品の優待価格販売 グループ会社運営の観光坑道が無料 |
リコー(7752) | 自社製品(カメラなど)の優待販売 |
京セラ(6971) | グループ製品・サービスの特別価格販売 |
株主優待の内容は、金券やオリジナルグッズなど企業によってさまざまです。
1株単位なら、単元株に比べて少額から投資可能です。
例えば、株価500円の銘柄に投資する場合、単元株なら5万円(500円×100株)必要です。しかし、1株で購入できる銘柄であれば500円で投資できます(以下、すべて手数料は考慮外)。
優待は任意の制度のため、すべての上場企業が実施しているわけではありません。
◾️1株優待を実施している企業はどのくらいある?
東京証券取引所には2024年6月現在で3,831社が上場しています。そのうち株主優待を実施する企業は1,432社です。さらにその中で1株優待を実施しているのは、たった23社でした。
※TOKYO PRO Marketを除く ※「会社四季報(2024年3集夏号)」で集計(2024年6月現在)
出典:日本取引所グループ 上場会社数・上場株式数、野村インベスター・リレーションズ 知って得する株主優待
・ニップン(2001)
・デンカ(4061)
・富士電機(6504)
・TOPPAN HD(7911)
・ラストワンマイル(9252)
・パソナG(2168)
・日本ケミファ(4539)
・ニデック(6594)
・松風(7979)
・テレビ朝日HD(9409)
・いちご(2337)
・テルモ(4543)
・京セラ(6971)
・上新電機(8173)
・ダイドーGHD(2590)
・出光興産(5019)
・NEW ART HD(7638)
・SBI HD(8473)
・クラレ(3405)
・三菱マテリアル(5711)
・リコー(7752)
・福島銀行(8562)
※凡例:G=グループ、GHD=グループホールディングス、HD=ホールディングス
※「1株以上」または「全株主」を対象に株主優待を実施している企業
(優先出資証券、REITを除く)
※原則2024年5月判明分までの実績ベース
出典:東洋経済新報社 会社四季報(2024年3集夏号)
このように、1株優待を実施している企業はそもそも限りがあります。そのためこれらを取り扱う証券会社も多くはありません。
1株で優待の恩恵を受けたいなら、まずは取り扱いのある証券会社で口座を開設しましょう。
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1. ニップン(2001)
ニップンでは、1株以上の保有でグループ会社の健康食品の優待販売を受けられます。必要な資金は1,831円、株主優待の権利確定日は3月末日および9月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
ニップンは、1896年9月に創立された老舗の製粉会社です。創立125年を迎えた2021年に、社名を「日本製粉株式会社」から「株式会社ニップン」に変更しました。
製粉事業だけでなく、パスタソースや冷凍食品などの食品事業、ヘルスケア事業も手がけており、家庭用商品では小麦粉やホットケーキミックス、「オーマイ」ブランドのパスタが幅広い世代に長年親しまれています。
株価 | 1,831円 |
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1株保有に必要な資金 | 1,831円 |
配当利回り | 約2.18% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | 自社グループ製品の優待販売 |
2.パソナグループ(2168)
パソナグループでは、1株以上保有の株主に、同グループが地方創生事業として展開している淡路島の飲食施設やアトラクション施設で利用できるクーポンを配布しています。この利用で飲食施設は30%OFF、アトラクションは50%OFFの料金で利用できます。
1株保有に必要な資金は1,846円、株主優待の権利確定日は5月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
パソナグループは、人材派遣や教育・研修、就職支援などの人材ビジネス事業を展開している企業です。
「社会の問題点を解決する」という企業理念を掲げ、「年齢や性別に関わらず、誰もが自由に好きな仕事を選択でき、それぞれのライフスタイルに合わせた働き方のできる社会」の実現を目指しています。
株価 | 1,846円 |
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1株保有に必要な資金 | 1,846円 |
配当利回り | 約1.90% |
割当基準日 | 5月末日 |
優待内容 | 淡路島飲食施設30%OFFクーポン 淡路島アトラクション50%OFFクーポン |
3.上新電機(8173)
上新電機では、1株以上の保有で5,000円分の株主優待券(200円券×25枚)を年1回もらえます。買い物金額2,000円ごとに1枚利用でき、実店舗だけでなくJoshin webショップのオンラインショッピングでも利用可能です。
1株保有に必要な資金は1,946円、優待利回りは約257%にもなります。株主優待がもらえる権利が確定する日は9月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
上新電機は、関西を中心に家電量販店の「Joshin(ジョーシン)」を展開している企業です。
家電通販サイトの「Joshin web」、おもちゃやTVの専門店の「キッズランド」、医薬品や化粧品、ベビー用品を取り扱う「マザーピア」も運営しています。
株価 | 1,946円 |
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1株保有に必要な資金 | 1,946円 |
配当利回り | 約3.85% |
割当基準日 | 9月末日 |
優待内容 | 5,000円分(200円券×25枚)の株主優待券 |
4. ダイドーグループホールディングス(2590)
ダイドーグループホールディングスでは、1株以上の保有でグループ商品を優待価格で購入できます。対象商品はダイドードリンコの飲料・健康食品、たらみのゼリーです。株主向け通信誌「DyDo Challenge通信」で案内されます。
1株保有に必要な資金は5,170円、株主優待の権利確定日は1月20日および7月20日です。月末ではないので注意しましょう。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
ダイドーグループホールディングスは、国内外で飲料事業や食品事業、医薬品関連事業を展開している企業です。
国内飲料事業では、自販機の販売比率が約80%と高いのが特徴です。また、1975年の「ダイドーブレンドコーヒー」の発売以来、コーヒー飲料に強みを持っており、売上高の約50%を占めています。
株価 | 5,170円 |
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1株保有に必要な資金 | 5,170円 |
配当利回り | 約1.16% |
割当基準日 | 1月20日/7月20日 |
優待内容 | グループ商品の優待価格販売 |
5. デンカ(4061)
デンカでは、1株以上の保有でグループ会社「デンカコスメティクス」の化粧品を優待価格で購入できます。必要な資金は2,685円、株主優待の権利確定日は3月末日および9月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
デンカは、1915年創業の化学メーカーです。リチウムイオンバッテリー向け導電助剤・基板、機能性セラミックス・フィルムテープなど、再生可能エネルギーに欠かせない最先端素材を手がけています。
また、新型コロナウイルスなどの抗原迅速診断キット、機能性樹脂や食品包装用シートなどの事業にも取り組んでいるのが特徴です。
株価 | 2,685円 |
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1株保有に必要な資金 | 2,685円 |
配当利回り | 約3.72% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | 自社グループ製造化粧品の優待価格販売 |
6. 日本ケミファ(4539)
日本ケミファでは、1株以上の株主を対象に自社ヘルスケア商品の優待セールを行っています。皮膚の保護クリーム、フェイスクレンザー・保湿用化粧水・乳液といった基礎化粧品、健康補助食品のコエンザイムQ10などが株主限定の優待価格で購入可能です。
1株保有に必要な資金は1,816円、株主優待の権利確定日は3月末日および9月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
日本ケミファは、医療用医薬品の開発・製造・販売を中心に事業を行っている製薬会社です。
新薬の開発とジェネリック医薬品の両方を取り扱っており、医薬品事業がグループ売上全体の97%を占めています。医薬品のほかに、化粧品やサプリメント、青汁などのヘルスケア商品も販売しています。
株価 | 1,816円 |
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1株保有に必要な資金 | 1,816円 |
配当利回り | 約2.75% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | 自社ヘルスケア商品の優待セール |
7. テルモ(4543)
テルモでは、1株以上の株主を対象に自社製品の優待販売を行っています。血圧計や体温計、圧迫ストッキングなどを特別価格で購入可能です。優待販売の対象は、新製品を中心に選定されています。
1株保有に必要な資金は4,015円、株主優待の権利確定日は3月末日および9月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
テルモは、1921年9月に北里柴三郎博士などの医師が発起人となり、創業した100年以上の歴史を持つ医療機器メーカーです。「医療を通じて社会に貢献する」という理念を掲げており、世界160ヵ国以上の国や地域で製品を提供しています。
体温計の国産化を目指してスタートし、現在はカテーテル治療や心臓外科手術、薬剤投与など幅広い製品・サービスを提供しています。
株価 | 4,015円 |
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1株保有に必要な資金 | 4,015円 |
配当利回り | 約1.00% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | 自社製品の優待販売 |
8. 三菱マテリアル(5711)
三菱マテリアルでは、1株以上の保有で貴金属製品を優待価格で売買できます。優待内容は以下の通りです。
マイ・ゴールドパートナー | 金・プラチナ:購入、市場売却時に1gあたり5円優待 銀:購入、市場売却時に1㎏あたり100円優待 |
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金地金現物売買 | 金地金:購入、売却時に1gあたり5円優待 金貨:購入時に1オンスあたり160円優待 |
マイ・ゴールドパートナーとは、三菱マテリアルが提供する金・プラチナ・銀積立の会員制サービスです。積み立てだけでなく、スポット購入も可能です。
また、グループ会社が運営する以下の観光坑道を入場料無料(5名まで)で利用できます。
佐渡金山(新潟県佐渡市):大人1名900円
尾去沢鉱山(秋田県鹿角市):大人1名1,000円
土肥金山(静岡県伊豆市):大人1名1,000円
生野銀山(兵庫県朝来市):大人1名1,000円
1株保有に必要な資金は2,391円、株主優待の権利確定日は3月末日および9月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
三菱マテリアルは、金属事業や銅加工事業、電子材料事業などを行っている三菱グループの企業です。世界31ヵ国・地域に進出しており、各事業で生産量や販売量No.1の実績があります。
株価 | 2,391円 |
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1株保有に必要な資金 | 2,391円 |
配当利回り | 約2.09% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | 貴金属製品の優待価格販売 グループ会社運営の観光坑道が無料 |
9. リコー(7752)
リコーでは、1株以上の株主に対して自社製品の優待販売を行っています。一眼レフカメラや360度カメラ、双眼鏡などをお得な価格で購入可能です。
1株保有に必要な資金は1,037円、株主優待の権利確定日は3月末日および9月末日になります。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
リコーは、複合機やプリンター、印刷機といったオフィス機器の製造・販売・サポートを行っている企業です。
日本だけでなく欧州・米州・アジアに22の主要生産拠点を有しており、グローバルに広がる販売・サービス網を強みとしています。また、画像処理技術や光学技術で高い技術力や開発力を持ち、大学・研究機機関、企業などさまざまなビジネスパートナーと連携しています。
株価 | 1,037円 |
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1株保有に必要な資金 | 1,037円 |
配当利回り | 約3.28% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | 自社製品(カメラなど)の優待販売 |
10. 京セラ(6971)
京セラでは、1株以上の保有でグループの製品・サービスを特別価格や特別企画で購入できます。具体例は以下の通りです。
・電動工具・ガーデン機器・清掃機器、宝飾品、キッチン用品、複合機・プリンターを特別価格にてご提供
・京セラグループの各ホテルのご利用を株主様限定プランにてご提供
・太陽光発電システムや蓄電システムなどのエネルギー関連製品をご購入いただいた方を対象に、ギフト券をプレゼント
引用:京セラ「株主様向け通信販売」
1株保有に必要な資金は7,390円、株主優待の権利確定日は3月末日および9月末日です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
京セラは、「情報通信」「自動車関連」「環境・エネルギー」「医療・ヘルスケア」の4つを事業領域としている企業です。コンデンサなどの電子部品に強みを持っています。
創業者は、カリスマ経営者として知られた稲森和夫氏で、1959年4月に「京都セラミック株式会社」を設立したのが始まりです。
株価 | 7,390円 |
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1株保有に必要な資金 | 7,390円 |
配当利回り | 約2.71% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | グループ製品・サービスの特別価格販売 |
10万円以下の投資で優待がもらえる銘柄
10万円以下の投資で株主優待をもらえる銘柄を紹介します。
ここで紹介するのは、株主優待をもらうには1単元(100株)以上の株の保有が必要な銘柄です。しかし株価が比較的低いので10万円以下の少額投資で優待をもらえます。
企業名(銘柄コード) | 優待内容 |
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ラウンドワン(4680) | ①500円割引券(年2,000円分) ②健康ボウリング教室・レッスン優待券 ※2023年6月30日基準日より |
ヤマダグループ ホールディングス(9831) |
株主お買物優待券(年1,500円分) |
コジマ(7513) | 株主お買い物優待券(年2,000円分) ※別途「長期保有優待制度」あり |
鉄人化計画(2404) | ①株主優待券(年3,000円分) ②ワインチケットまたはギフトセット |
具体的に必要な資金と合わせて紹介していきます。
1. ラウンドワン(4680)
ラウンドワンは、100株保有で「500円割引券」と「健康ボウリング教室・レッスン優待券」各1枚を年4回もらえます。
500円割引券は、精算金額が税込み1,000円以上の場合、1人につき1日1枚利用可能です。健康ボウリング教室・レッスン優待券は、各施設で開催される健康ボウリング教室に1人税込み1,000円で4人まで参加できます。
100株保有に必要な資金は6万2,100円で、年間2,000円分の割引券がもらえるため、優待利回りは約3.22%です。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
ラウンドワンは、ボウリング・アミューズメント・カラオケ・スポッチャを中心とした屋内型複合レジャー施設「ROUND1」を運営している企業です。
国内だけでなく、海外(北米・中国)でも店舗を展開しています。さまざまなレジャーに対応しているため、子どもから大人まで幅広い年齢層が利用できるのが強みです。
株価 | 621円 |
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100株保有に必要な資金 | 6万2,100円 |
配当利回り | 約1.29% |
割当基準日 | 3月末日/6月末日/9月末日/12月末日 |
優待内容 | ①500円割引券(年2,000円分) ②健康ボウリング教室・レッスン優待券 ※2023年6月30日基準日より |
2. ヤマダホールディングス(9831)
ヤマダホールディングスでは、100株保有で年間1,500円分の株主お買物優待券がもらえます。内訳は、3月末が1枚(500円分)、9月末が2枚(1,000円分)です。
ヤマダデンキの各店舗で1回の買い物金額が税込み1,000円以上の場合に、1,000円ごとに1枚利用できます。なお、ヤマダウェブコムやヤマダモールの通信販売では利用できません。
100株保有に必要な資金は4万3,600円です。年間1,500円分のお買物優待券がもらえるので、優待利回りは約3.44%となります。
ヤマダホールディングスは、家電量販店の「ヤマダデンキ」を運営している企業です。家電だけでなく、住宅・リフォーム、家具・インテリア、金融、環境まで人々の暮らしをトータルにサポートしています。
株価 | 436円 |
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100株保有に必要な資金 | 4万3,600円 |
配当利回り | 約2.75% |
割当基準日 | 3月末日/9月末日 |
優待内容 | 株主お買物優待券(年1,500円分) |
3. コジマ(7513)
コジマでは、コジマでは、100株保有で1,000円分の株主お買い物優待券を年2回もらえます。
また、上記とは別に以下の「長期株主優待制度」があります。
保有期間 | 優待内容 |
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1年以上2年未満(連続3・4回保有) | 株主お買物優待券1枚追加(1,000円分) |
2年以上(連続5回以上保有) | 株主お買物優待券2枚追加(2,000円分) |
例えば、100株を2年以上保有すると、合計で年間3,000円分の優待券がもらえます。
長期株主優待制度は、毎年2月および8月末日の株主名簿に同じ株主番号で、3回以上連続で記載された株主が対象です。保有株をすべて売却すると、買い戻しても保有期間がリセットされてしまうので注意しましょう。
優待券は、税込み1,000円以上の買い物につき購入金額まで利用可能です。コジマの各店舗および通信販売、ビックカメラ・ソフマップ・ビックカメラアウトレットの各店舗(通信販売を除く)が対象となります。
100株保有に必要な資金は5万6,500円で、年間2,000円分のお買物優待券がもらえるので、優待利回りは約1.77%です。しかし、1年以上の継続保有(優待券1枚追加)で約3.54%、2年以上(優待券2枚追加)で約5.31%に上がります。
コジマは、ビックカメラのグループ企業です。家電量販店の「コジマ」を運営しており、電化製品の販売および修理・工事を行っています。また、リフォームやオール電化、太陽光発電、家事代行サービスを提供しているのも特徴です。
株価 | 565円 |
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100株保有に必要な資金 | 5万6,500円 |
配当利回り | 約2.48% |
割当基準日 | 8月末日 |
優待内容 | 株主お買物優待券(年2,000円分) ※別途「長期保有優待制度」あり |
4. 鉄人化計画(2404)
鉄人化計画では、100株以上の保有で上記3つの株主優待を受け取れます。
会員カードは、カラオケ店舗を会員料金で利用可能です。例えば、渋谷センター街店の夜料金(金~日・祝・祝前日)の場合、一般の室料は30分で1人752円ですが、会員は530円で利用できます。
株主優待券は、鉄人化グループの全店舗(カラオケ、美容、ラーメン店)で利用可能です。1枚につきカラオケと美容は500円割引、ラーメン店は餃子1枚が提供されます。
また、カラオケ店舗でスパークリングワイン1本と交換できるチケット、もしくはグループラーメン店のギフトセットももらえます。
100株保有に必要な資金は3万1,000円です。年2,500円分の株主優待券だけでも、優待利回りは約8.06%となります。
鉄人化計画は、首都圏でカラオケ店の運営を行っている企業です。カラオケ事業のほかにメディア事業、レストラン事業、美容事業も手がけています。
株価 | 310円 |
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100株保有に必要な資金 | 3万1,000円 |
配当利回り | 0.00% |
割当基準日 | 8月末日 |
優待内容 | ①株主優待券(年3,000円分) ②ワインチケットまたはギフトセット |
1株から株取引できる証券会社の紹介
1株から株取引(売買)できるおすすめの証券会社は、以下の4社です。
証券会社 | 取引手数料(税込) | 公式サイト |
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買付:無料(0円) 売却:0.55% (最低手数料55円) |
公式サイト | |
買付:無料(0円) 売却:0.55% (最低手数料52円) |
公式サイト | |
0.55% (最低手数料52円) |
公式サイト |
1株から売買できる証券会社を選ぶときは、取引手数料に注目しましょう。
また、証券会社によって、口座開設の申し込みから取引開始までの日数が変わってきます。株主優待取得の基準日が迫っているなど、少しでも早く株を買いたい場合は、どれくらいでスタートできるかもチェックしておきましょう。
加えて、取扱銘柄や注文時間、約定のタイミングといった取引ルールも証券会社ごとに違いがあります。1株で株主優待をもらう場合は、取扱銘柄数が多く、注文時間が長い証券会社を選ぶといいでしょう。
次から、各証券会社の特徴を詳しく紹介していきます。
1株から株取引できる証券会社:SBI証券
取引手数料(税込み) | 買付:無料(0円) 売却:0.55%(最低手数料55円) |
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取扱銘柄 | 東証(プライム・スタンダード・グロース)上場銘柄 ※名証・福証・札証上場銘柄は売却のみ可 |
口座開設・取引開始 までの日数目安 |
最短翌営業日 |
注文時間と約定 のタイミング |
・0:00~7:00:当日前場始値 ・7:00~10:30:当日後場始値 ・10:30~13:30:当日後場終値 ・13:30~14:00:翌営業日前場始値 |
SBI証券は、国内株式個人取引シェアNo.1のネット証券です。1株から売買できる「S株」を提供しています。
S株の取引手数料は、買付時が無料、売却時が0.55%(最低手数料55円)です。買うときは手数料がかからないので、コストを節約できます。
3,500銘柄以上の上場企業に投資できるので、好みに合わせて優待銘柄を選べるのも魅力です。
オンラインで口座開設を申し込むと、最短で翌営業日に取引を開始できます。郵送の場合は10日程度かかるため、なるべく早く株を購入したい場合はオンラインがおすすめです。
S株は24時間注文が可能です。注文時間によって、「9:00(前場始値)」「12:30(後場始値)」「15:00(後場終値)」の3回約定(売買が成立)します。日中は忙しい人でも、早朝や夜の時間を使って取引できます。
大西勝士(ファイナンシャル・プランナー)
SBI証券の1株取引に関するいい口コミ
- 大手より約定機会が多い
-
取引するタイミングが、他の大手証券口座と比べても多い点がメリットです。他の大手証券口座ですと1~2回程度しか購入できるタイミングがありませんでした。しかしS株は、1日に3回も約定があるので手を出しやすくてとてもいいかなと思っています。
30代・男性
- 少額で有名企業の株主に
-
1株から購入できるので、まとまったお金を用意しなくても手軽に株を買うことができて良かったです。他社では必要なことも多い買付手数料が0円という点にも惹かれました。ENEOSやヤマダホールディングスといった普段からなじみのある大手企業の株をわずか数百円で購入できて満足しています。
40代・女性
- 東証のほぼ全銘柄が買える
-
買付手数料が無料なのがS株のメリットだと思います。1株から気軽に取引できるだけでなく、東証(プライム・スタンダード・グロース)のほぼ全銘柄を取引できる点もメリットです。他社の場合、単元未満株だと売買できない銘柄もあるので助かっています。
40代・男性
SBI証券の1株取引に関するよくない口コミ
- アプリ入金がやりにくい
-
基本的にSBI証券のS株にしてよかったと思っています。しかしアプリからの入金がスムーズにできなかった点は非常に残念です。私は、ゆうちょ銀行を使用しているのですが、なぜかアプリ経由ではスムーズにできませんでした。システムメンテナンスなど別の要因があるのかもしれませんが、もう少し簡単にできるとよかったです。
30代・男性
- 売却時は手数料がかかる
-
S株は、売却時に約定金額の0.55%(最低55円)の手数料がかかる点はデメリットだと思います。約定ごとに最低55円の手数料がかかるので、例えば1株500円で売却した場合の手元金額は445です。利益が出ている場合は、さらに20.315%の税金が差し引かれる(源泉徴収あり)ので思ったよりも金額が少なくなる可能性があります。
30代・男性
- ポイントで購入できない
-
SBI証券のS株は、ポイント投資ができない点がデメリットです。他の証券会社では、楽天証券なら楽天ポイント、auカブコム証券ならPontaポイントといった感じで購入ができます。今後は、S株もポイント投資ができるようにして欲しいです。
30代・男性
出典:fuelle編集部がクラウドワークスで調査
1株から株取引できる証券会社:マネックス証券
取引手数料(税込み) | 買付:無料(0円) 売却:0.55%(最低手数料52円) |
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取扱銘柄 | 東証(プライム・スタンダード・グロース)・ 名証上場銘柄 ※福証・札証の上場銘柄は売却のみ可 |
口座開設・取引開始 までの日数目安 |
最短翌営業日 |
注文時間と約定 のタイミング |
・0:00~11:30:当日後場始値 ・17:00~24:00:翌日後場始値 |
マネックス証券では、1株から取引できる「ワン株」を提供しています。
手数料は、買付時は無料、売却時は0.55%でSBI証券と同じく買うときは手数料がかからないので、コストを節約できるでしょう。また東証と名証の上場銘柄が対象なので、幅広い企業から投資先を選べます。
オンライン口座開設なら、最短で申し込み日の翌営業日から取引を開始できます。郵送は申し込みから10日程度かかるため、早く始めたい場合はオンラインがおすすめです。
ワン株は、11:30までに注文すると当日後場始値、17:00~24:00の注文は翌日後場始値で約定します。SBI証券やLINE証券に比べると、約定のタイミングが少ないのはデメリットといえるでしょう。
マネックス証券の1株取引に関するいい口コミ
- NISA口座も対応
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ワン株はNISA口座に対応しているのでよかったです。「あまりお金がなくて大きく投入できない」というときでも、ちょっとずつ枠を使って積み立てできるようになっています。
30代・男性
- 購入時手数料がゼロ
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1株から買えるので、お金がなく単元株での取引が難しい場合でも投資しやすい点はよかったです。また購入時の手数料がかからないことも魅力だと思います。少しずつ買い足していくことで取引回数が増えても、手数料がゼロならコストが気になりません。安心して自分のペースで投資できるのが大きなメリットだと思います。
50代・男性
- キャンペーンが豊富
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マネックス証券の「ワン株」では、東証だけではなく名証も取り扱っている点がメリットです。そのためマイナー銘柄も購入できます。東証の大型株は、投資のプロが入っている銘柄が多いですが、名証に単独上場する小型株は基本的にプロが入らない傾向です。大型株に比べると長年割安で放置されていることも多く、そのような銘柄を取引できるのはメリットだと感じます。
20代・男性
マネックス証券の1株取引に関するよくない口コミ
- 成行注文しかできない
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注文は、成行注文のみとなるので、リアルタイムの株価での取引ができない点はデメリットです。その日に購入したいと思っても、実際に約定する株価とはズレが生じるので、1日の値動きの大きい銘柄を取引する場合は、気を付けなければなりません。またできるだけ決算発表など、株価が変動しやすいタイミングは避けて取引したほうがよいと思います。売却時には手数料がかかるため、利益が出ていても手数料のほうが多くなるケースもあります。
20代・男性
- 注文時間が限られている
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マネックス証券のワン株は、当日注文できる受付時間が午前11時30分までなのが残念です。それ以降の受付は翌営業日扱いになるので、時間的な制約が大きいところが不便だと感じます。私の場合、リアルタイムでの運用ができずに歯がゆい思いをしたことがありました。
30代・男性
- いくつか制約あり
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いくつか制約があります。1つ目は、売買のタイミングです。約定のタイミングは、後場の始値となるのでデイトレードや前場の価格で売買ができません。2つ目は、購入時にその日のストップ高となる金額分の買付余力がないと注文ができないことです。証券口座にある程度余裕を持って入金しておかないと、場合によっては失効して買えない場合もあります。
50代・男性
出典:fuelle編集部がクラウドワークスで調査
1株から株取引できる証券会社:auカブコム証券
取引手数料(税込み) | 0.55%(最低手数料52円) ※プレミアム積立の買付手数料は無料(0円) |
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取扱銘柄 | 東証(プライム・スタンダード・グロース)・ 名証上場銘柄 ※福証・札証の上場銘柄は売却のみ可 |
口座開設・取引開始 までの日数目安 |
最短翌営業日 |
注文時間と約定 のタイミング |
・00:01~10:00:当日後場始値 ・10:01~23:00:翌営業日前場始値 ・23:01~24:00:翌営業日後場始値 |
auカブコム証券では、1株から売買できる「プチ株」を提供しています。
取引手数料は、買付時・売却時ともに0.55%です。買付時も手数料がかかるため、SBI証券やマネックス証券に比べると割高といえます。ただし、プチ株の積み立てができる「プレミアム積立」なら買付手数料は0円です。
東証と名証の上場銘柄を売買できるので、さまざまな企業に投資できます。
スマホで口座開設を申し込む場合は、最短で翌営業日に口座開設完了メールが届きます。WEB上での申し込みの場合は、約4営業日目に書類が発送されます。他の証券会社より取引開始までに時間がかかる点に注意が必要です。
24時間注文可能で、10:00までに注文すると当日後場始値で約定となります。
auカブコム証券の1株取引に関するいい口コミ
- ポイント投資ができる
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auカブコム証券のプチ株のメリットは、1株単位で購入できることです。また貯めたPontaポイントを投資にまわせるので、初心者でも投資を始めやすいと思います。さらにauじぶん銀行とauマネーコネクト設定をすれば、資金の入出金手続きが簡単になるだけでなく普通預金の金利が100倍になる点も魅力です。
40代・男性
- Pontaポイントで投資可能
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1Pontaポイント1円として現金と同様に投資できる点がよかったです。ポイントだけで購入金額に足りない場合は、現金との併用も可能なのでキャッシュ負担を減らせます。また株式だけでなく投資信託の購入にもPontaポイントを充当できるため、ポン活している人におすすめだと思います。
40代・男性
auカブコム証券の1株取引に関するよくない口コミ
- プチ株の手数料に注意
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プチ株の売買手数料は、約定代金の0.55%で最低手数料は52円と高い点はデメリットです。特に少額取引を頻繁に行う場合は、手数料が利益を圧迫する可能性があります。またプチ株の売買は、値段を指定せずに発注する成行注文のみですので、値段を指定して発注する指値注文などは指定できません。そのため場合によっては、高く買付してしまう可能性があります。
40代・男性
- あまり大きな問題はない
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全体的には、あまり大きな問題はないように感じました。強いて挙げるなら取引手数料が発生する点でしょうか。プチ株は、取引回数が多かったり少額の投資であったりする場合は、手数料の負担割合が大きくなる可能性があります。
30代・男性
出典:fuelle編集部がクラウドワークスで調査
Q&A
例えば、1株から優待がもらえる銘柄の権利確定日が3月31日(金)の場合、2営業日前の3月29日(水)までに購入すれば権利を取得できます。この場合、3月30日(木)以降に株を売却しても優待を受け取れます。
例えば、株価1,000円の銘柄を購入する場合、100株なら10万円(1,000円×100株)必要ですが、1株なら1,000円で済みます。
一方で、1株からの保有は少額取引のため、手数料が割高になりやすく、大きな利益は期待できません。また、100株単位に比べて株主優待をもらえる銘柄が少ないのもデメリットです。
全株主が対象の株主優待であれば、1株以上の保有で取得可能です。
気になる企業がある場合は、公式サイトのIR情報に掲載されている株主優待の内容を確認するといいでしょう。また、インターネットなどで情報収集したうえで、企業のIR担当窓口に問い合わせるのも1つの方法です。
株価1,000円の銘柄の場合、100株なら10万円(1,000円×100株)必要ですが、10株なら1万円(1,000円×10株)あれば購入できます。配当金も、保有株数に応じて分配されます。
一方で、ミニ株は取引できる証券会社が少なく、手数料が割高になりやすい特徴があります。また、この方法は証券会社が購入している株を分配するかたちなので、株主優待を受けることができません。
株主優待制度として公表されているものではなく、企業のIR情報にも記載されていません。しかし、所定の条件を満たすことで、通常の株主優待とは別に金券や割引券などがプレゼントされることがあります。
例えば、100株以上の保有を条件に株主優待を実施している企業が、「1株以上保有している全株主にクオカードを贈呈する」といった具合です。また議決権行使やアンケート回答をすると、隠れ優待がもらえることもあります。
端株は、通常の株取引で発生することはありませんが、株式分割や企業合併時の株式交換、増資などで発生する可能性があります。ただし、株券の電子化によって、上場企業の端株制度は廃止されました。そのため、現在は上場企業の端株は存在しません。
なお、単元未満株(100株に満たない株)を端株と呼ぶこともありますが、両者は別物です。
例えば、100株保有していた銘柄について、1株を1.5株にする株式分割が行われた場合、分割後の保有株数は150株です。1単元は100株のため、150株のうち50株は単元未満株となります。
単元未満株は発行会社に買取請求したり、証券会社で売却したりすることが可能です。ただし、通常の株式投資のように指値注文はできません。