「牙買加」はレゲエの神様、ボブ・マーリーの故郷として知られ、レゲエ発祥の地です。また、「細哈連」はジャズ発祥の地で、街中に音楽があふれています。この「牙買加」と「細哈連」ですが、それぞれどこのことをさす漢字なのでしょうか?
「牙買加」ってどこ?──ボブ・マリーが生まれた場所
「牙買加」はジャマイカのことです。
中央アメリカ、カリブ海に位置する島国です。
ジャマイカは美しいカリブ海や手つかずの山や海などの大自然を求めて欧米から多くの観光客が訪れる人気のリゾート地です。
ジャマイカは陸上競技の強豪国で、人類史上最速の陸上選手ウサイン・ボルトも同国の出身です。彼のゴール後の「弓を引くポーズ」はあまりにも有名で、テレビで目にした人もいるのではないでしょうか。
ウサイン・ボルトは、2008年~2015年5つの主要国際大会(オリンピック2回、世界選手権3回)でスプリント3冠を達成。2016年リオ五輪でも再びスプリント3冠を達成しました。彼がオリンピックで獲得した金メダルは8個で最多タイとなっています。
そして、ジャマイカはレゲエ・ロックステディ・スカなどの現代ポピュラー音楽やダンス発祥の地です。
レゲエは1960年代ジャマイカの首都キングストンで誕生しました。
ボブ・マーリー、ジミー・クリフなどジャマイカ出身のレゲエミュージシャンの音楽が世界中で愛されています。このジャマイカ発祥の音楽「レゲエ」は2018年ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
また、ジャマイカといえば、「コーヒーの王様」と称されるブルーマウンテンコーヒーが有名です。
ブルーマウンテンはジャマイカにある国内最高峰の山脈で、おいしいコーヒーを栽培するのに最適な条件が揃っています。ちなみに、「ブルーマウンテン」と呼べるのは、ブルーマウンテン山脈内のブルーマウンテンエリアで栽培されたものだけです。
「細哈連」ってどこ?──ジャズ発祥のアメリカの都市
「細哈連」はアメリカの都市、ニューオーリンズのことです。
ミシシッピー川の三角州に拓けた街で、川を利用した貿易によって発展してきました。
ニューオーリンズは、ジャズ発祥の地としても知られています。ジャズとは、黒人の民俗音楽と白人のヨーロッパ音楽が融合した音楽のこと。楽譜に書かれた音にこだわらず、その場でメロディーを作りながら演奏する即興演奏が特徴です。
市内のいたるところで奏でられるライブ音楽は、昼夜を問わず1年中楽しめます。特に、アメリカ合衆国第7代大統領アンドリュー・ジャクソンを記念したジャクソン広場の周辺は、ストリートパフォーマーが多く集まっています。
毎年開催されるニューオーリンズ・ジャズ・アンド・ヘリテッジ・フェスティバルは、ジャズファンにとって見逃せないイベントとして有名です。
文/編集・dメニューマネー編集部
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